家紋はいつ使うの?家紋を刺繍する必要がある時を解説

皆さんはご自身の家庭の家紋をご存知ですか?
実は家紋とは欧米や中国・韓国にもない、日本独自の文化なのです。
しかし「家紋って使う機会があるの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
皇室の菊の家紋や徳川の家紋などはご存知かもしれませんが、普段の日常生活の中ではなかなか目にすることがないと思います。
そこで今回は家紋の歴史を交えて現代で家紋を使うタイミングをご紹介します。

 

□そもそも家紋はなんのためにできたの?
*平安時代
家紋の歴史は、なんと平安時代に遡ります。
公家が独自の紋を牛車の胴に付け、都大路でその紋を披露して歩き回り始めたのが家紋の起こりと言われています。

 

*鎌倉~戦国時代
家紋は、鎌倉時代に武家社会で爆発的に流行します。
戦国時代では、敵味方を区別するためや戦局を見極めるために多く用いられました。
ヨーロッパでは貴族など限られた階級の人間以外が紋章を持つことはありませんでした。
それに対して日本では、江戸時代に入り、百姓や役者、遊女などの社会的に低い階級にあたる家庭も含めて社会全体に普及しました。

 

*明治時代~
欧米の文化が流入した明治時代以降も、墓石に家紋を刻むなどのかたちで家紋の文化は現代に引き継がれました。

 

□家紋を使う時はいつ?
それでは現代の社会において家紋はどのような場面で使われているのでしょうか。
*墓石を建てる時
お墓参り際に、墓石に各家の家紋が入っているのを見たことがあるのではないでしょうか。
お墓とは代々受け継がれるものですが、そのお墓に家紋を掘ることでその家系の存続を願っていました。

 

*冠婚葬祭の時
家紋は冠婚葬祭と密接に関わりがあります。
礼服に刺繍されている家紋の数によって格式の高さが現れます。
一番格式が高い「五つ紋」の礼服はお葬式の際に着用します。
そしてその次に格式の高い「三つ紋」は結婚式などの披露宴に招待されたときや、子供の入学式で使用します。
そして、「一つ紋」は略礼服なのでカジュアルなパーティーなどに着るのが良いとされています。

 

*企業や地方公共団体などのシンボルマークに
これはあまり身近な例ではありませんが、会社の創業者の家紋やその地域にゆかりのある家の家紋をシンボルマークにすることがあります。
そのまま家紋のデザインを使うこともありますし、アレンジして使うこともあります。

 

以上が、歴史を交えた家紋を使う目的の紹介でした。
家紋は日本人にとっては特別な文化ですが、生活の欧米化によって廃れていることも確かです。
自分の家の家紋を知らないという方は、一度調べてみてはいかがでしょうか。

 

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