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家紋を刺繍するのってどんな時?

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2016.04.05

家紋が入ることによって、その行為は個人ではなく、家としての行為となるほど格が上がります。

どんなものに刺繍をするかと言えば、一番多いのが着物です。

家紋を入れることによって、一番格上のものとなり、正式な場所で着用できる礼装となります。

訪問着や色無地に入れることもできますが、裾模様の留袖に入れることが多いです。

家紋も数は五つ紋・三つ紋・一つ紋とあり、五つ紋は宴の主催者クラスと限られるので、あまり見かけなくなりました。

三つ紋は結婚式の両家の親族クラス、一つ紋は列席者クラスと考えるとよいでしょう。

手刺繍とミシン刺繍があり、針の細い手刺繍は、解く際にも生地が傷まず便利です。

袱紗や風呂敷への家紋入れも一つは持っておきたいものです。

紫地に入れると結納や、結婚報告の際のお土産包みなど冠婚葬祭でも使用できます。

小さめの風呂敷ならば、金封を入れる袱紗としても使えて便利です。

男性用の白や黒のネクタイにも入れると、冠婚葬祭でも格が上がります。

葬祭時は真珠は涙を表し、使用しても良いとされながらも抵抗がある人も多いです。

そんな時に、家紋が入っているとワンポイントにもなりますのでおすすめです。