刺繍の歴史〜20世紀・刺繍アート編〜

古代より世界中で発展してきた刺繍は、中世の時代により一層宗教と結び付きを深め、王族や聖職者の礼服など特権階級の人々を神々しく見せる為に用いられてきた歴史を持ちます。

 

19世紀になって女性誌が制作され、初心者の主婦でも簡単に刺繍ができるように、ランチョンマットやクッションへの実例が紹介されました。

これを機に刺繍は女性たちが身分や社会的な立場とは関係なく、自分自身や身の回りの品を美しく飾るための手段として広く普及するようになります。

 

そして迎えた20世紀、貴族が纏う豪華絢爛な衣装に施されたものとは違い、ピローケースやベストやバッグ、ハンカチーフといった衣服や日用品を彩る、素朴であたたかみのある刺繍が世界各地で発展しました。

 

この頃になると、染物の技術も一段と向上しました。

それまではドイツの「シュヴァルム」に代表されるように、白い糸で白い織物に白のシンプルなカットワークを施すのが主流でした。

 

しかし色落ちしない色とりどりの糸を一般の女性も手に入れることができるようになり、カラフルな刺繍が広まっていき自然風景を織り込んだアート作品を生み出すまでに至ります。

 

 

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