刺繍の歴史

刺繍というのは、日本でも地方によって

色々な手法が見られることは知られていることですが、

世界の色々な国でも様々なものを見ることが出来ます。

ヨーロッパなどでは、結婚をしたら

義理のお母さんから家族に代々伝わる刺繍を教えてもらう

というような文化もあるそうです。

歴史としてみた時にも、色々な太さや色の糸を使ったものや

様々なモチーフを縫い込んだものを見つける事が出来ます。

また戦争中には、戦場へ行った夫を想いながら

針を動かして綺麗な刺繍をしたものも残っていますし、

結婚式の際に寝具にきれいな刺繍をするという習慣のある

民族などもいるようです。

いずれにしても、自分の気持ちを

ひと針ひと針に託していくことで、

出来上がったものは世界に一つだけという作品になり、

それを使う人、受け取る人、目にする人など

それぞれの人にとってかけがえのないものになるのです。

確かに面倒で疲れるという作業なのですが、

だからこそ思いを伝えることが出来るのかもしれません。

刺繍というものは、そんな素敵なものなのです。