顔料インクと染料インクの違い

顔料インクと染料インクの違いについてご紹介いたします。

顔料インクは粒子が大きく水に溶けきれず、

小さな粒子として耐久性が高いものになります。

洗濯の回数を重ねても剥がれたり、

落ちたりすることが少ないのです。

染料インクは、水に溶けた状態なので耐水性が低いのですが、

色素数が多いため、濃度の高い発色となります。

顔料インクは粒子の濃度が低くなることは必然的です。

顔料インクの場合、用紙の表面にとどまらせる方法で着色します。

透明性はありませんが、耐水性があり、滲みがありません。

紫外線などへの耐久性もあるため、

外で利用する時間が多くても長時間丈夫のままです。


染料インクは繊維の中に浸透し発色するので

写真などの印刷に優れています。

透明性がありインクを重ねて印刷することが出来ます。

水分には弱いですが瑞々しく艶のある発色なので、

幅広い活躍を期待することが可能です。

どちらにもメリット・デメリットがありますので、

用途に合わせて選択するようにしてくださいね。