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家紋ってと嫁ぎ先?実家の?

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2015.09.22

西日本では女家紋と呼ばれるとついだ後も実家の家紋を持つことが多くあります。

 

実家の家紋と言っても、女家紋は母系紋といって、母から娘、そして孫娘へといった具合に、女性が受け継いでいく家紋です。

 

しかし全国的にみられるものではないようで、地域によって家紋は嫁ぎ先か実家か変化しています。

 

また、家によっても女家紋の取り扱いは違うことも少なくなく、嫁ぎ先の家紋か実家の家紋かを決めることは難しいのです。

 

自分の家紋が嫁ぎ先のものか実家のものかわからない場合は、義母や義父、旦那側の親族などに聞くのが適切だと思いますので確認してみましょう。

 

実家の紋と言われた場合、自分の母系紋を知らないかたもたくさんいることと思われます。

 

母系紋はあまり表に出てくるものではありませんが、昔は紋付の着物はもちろん、袱紗などにも家紋を入れていることがあります。

 

袱紗は娘が嫁ぐときに母親が持たせることの多かった品物です。

 

母方から譲り受けている着物や袱紗があれば、確認してみるとわかるかもしれません。