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ふわふわで高級感のある相良(サガラ)刺繍って何?
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2018.03.16
「ユニフォームに刺繍をつけたい!」
「相良(サガラ)刺繍って何?」
刺繍技法の一つに「相良刺繍」があります。感触がふわふわしていて、高級感のある刺繍として人気の相良刺繍。どんな歴史があり、また、どんなユニフォームに使うと素敵になるのでしょうか?
■相良刺繍って何?
まずは相良刺繍とは何なのかについて紹介します。
相良刺繍はシュエニール刺繍とも呼ばれる、毛糸をすくい上げながら模様を描く刺繍技法です。
ふわふわとした感触や立体感のあるところが特徴的で、見ていると温かい感じがします。
毛糸をカギ針に引っかけて引き上げることで、ループを作ります。
それからパイル状に仕上げる、というループステッチを使っているので、ボリューム感が他の刺繍とは全然違います。
■相良刺繍の歴史
相良刺繍はもともと、職人さんがミシンでひとつずつ仕上げていた刺繍技法でした。その際使われていたのが、生地の表面は本縫いと同じような縫い目に見えるけれど、裏面は糸が鎖目になって続いている環縫い用のミシンです。
日本の刺繍機メーカーが1980年代に刺繍機を開発したことにより、広がりました。
1995年にはたくさんの色を使った相良刺繍ができるようになりました。
現在主流なのは、ジャカード刺繍機と一体化したミックス機です。提案されたデザインと同じ刺繍を縫うために、昔はジャカード機と柄の読み取り装置を使用していました。それがジャカード刺繍機です。
技術の進歩により、様々な刺繍や縫い方が大量生産できるようになったのですね。次は相良刺繍をどんなところに使えば素敵になるのか、紹介します!
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