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ワッペンがきれいに外せず困っている方必見!外し方をお伝えします
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2019.09.28
皆さまは、
「ワッペンを外したいけど外し方がわからない」
「ワッペンを外したあとに、のりの跡が残ってしまった」
と感じたこと、またはそうした経験はありませんか。
お子さんの持ち物につけたワッペンも、年を経るにつれ恥ずかしいから外してほしい、と言われるかもしれません。
また、大事なものや思いいれのあるものについているワッペンを外す場合は、跡が残るかどうか心配になるでしょう。
そこで、今回はワッペンがきれいに外せず困っている方に向けて、その外し方をお伝えします。
□ワッペンの外し方
熱で簡単にはりつけられるワッペンは、熱で簡単に外せます。
それでは外す方法を2種類、詳しくお伝えします。
*アイロンで外す方法
まずはアイロンの温度を中~高に設定し、あて布をはさんでワッペンを熱します。
十分熱したら、ピンセットなどを使って外します。
このときワッペンは熱せられて熱くなっているので、素手で触ってやけどしないように気をつけましょう。
また、外れない場合は、生地が傷まない程度にもう一度熱しましょう。
このときのコツは、なるべく押し付けたり、あてながら滑らせたりしないようにすることです。
押し付けたり滑らせたりしてしまうと、のりがずれてしまい、外しづらくなってしまいます。
早く熱したくても我慢して、優しく押しあてるようにしましょう。
スチーム機能のあるものは、スチーム機能を使うとより簡単に外せます。
*ドライヤーで外す方法
アイロン台やあて布などを用意するのが面倒な場合は、ドライヤーを使っても外せます。
アイロンよりも少し時間はかかりますが、手軽に外せるでしょう。
ドライヤーを利用する場合は、ドライヤーの機能を温風かターボにし、少し離して10秒から20秒ほど風をあてるだけです。
ドライヤーを使う場合もワッペンは非常に熱くなるので、素手で触らないようにし、ピンセットなどを使って生地から外しましょう。
□ワッペンを外したあとにのりが残ったしまった場合
ワッペンを外したあとにまた違う新しいものをはりつける場合は、多少のりが残っていても上から新しいものをはればいいですが、ただ外したい場合はもちろんきれいに取りたいところでしょう。
生地にのりが残ってしまった場合は、再度あて布をして、アイロンで熱して取ります。
スチーム機能を使うことで、よりきれいにのりを取れます。
スチーム機能がない場合は、あて布を少し湿らせてから使うと同じように簡単にのりを取れるでしょう。
□頑固なのりの場合
アイロンではどうやっても取れないような、頑固なのりがついてしまった場合は、薬局などで売っている消毒用エタノールを使うと取れる場合があります。
綿棒に消毒用エタノールをつけて、のりがついている部分につけ、軽くこすりましょう。
あまり強くこすってしまうと、生地に傷がついてしまう場合や、かえってのりを広げてしまう場合があるので気を付けてください。
また、このとき注意しなければならないことは、生地によっては消毒用エタノールで溶けてしまう場合があることです。
消毒用エタノールがなるべく他のものにつかないようにしましょう。
特に、大事な服やかばんなどの場合は十分気をつけてください。
□どうしてもきれいに外せない場合
これまでの手順を踏めば、大体の場合きれいに外すことができますが、どうしてもきれいにならない場合は、諦めて他のワッペンをつけなおすのもいいでしょう。
ワッペンといえば小さい子供がつけるようなもの、という雰囲気があるかもしれませんが、意外とおしゃれなものや大人っぽいものもあるので、お子さんと一緒に探してみてもいいでしょう。
ワッペンは、持ち物に自分の印をつけるだけではなく、洋服やバッグのカスタムにもなりますので、楽しむことが大切です。
□熱転写シートの場合
アイロンではりつけられるワッペンはデニムや綿素材の生地にはよくつきますが、ナイロンやポリエステルなどの生地にはつきにくいです。
そのような生地に何かはりつけたい場合は、よく似たもので、熱転写シートというものがあります。
こちらも熱で簡単につけ外しができるので、外したいときはアイロンを使用しましょう。
熱転写シートでプリントした場所に濡らしたタオルをあて、アイロンで熱します。
この際、とても熱くなっているので、ピンセットなどを使って生地から外していきましょう。
□まとめ
今回は、ワッペンのきれいな外し方についてお伝えしました。
そもそもワッペンは、熱でのりを溶かして生地にはりつけるものですので、外したいときもアイロンやドライヤーで熱すると、簡単に外せます。
また、のりが生地に残ってしまった場合も、再度熱する、もしくは消毒用エタノールを使うと、きれいに取れるでしょう。
注意しなくてはいけないことは、アイロンやドライヤーで熱したあとは、ワッペンがとても熱くなっているので素手では触らないようにしなくてはいけないことです。
やけどには十分気をつけてください。
この記事が、ワッペンがきれいに外せず困っていた方の助けになれば幸いです。