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刺繍とプリントの違いとは?それぞれの魅力をお伝えします!
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2020.09.14
自分でデザインしたロゴマークやイラストをTシャツや帽子に描きたいですよね。
こうしたオリジナルグッズを作る方法はプリントと刺繍の2種類があります。
この記事ではそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
□高級感のある刺繍のメリットとデメリットとは
刺繍は皆さんがご存知の通り糸を縫い付けて作成していきます。
最近ではコンピュータミシンを使用するため、昔に比べてかなり細かいデザインも表現できるようになりました。
刺繍の大きな特徴はやはりその高級感でしょう。
洋服やハンカチなど高級品の多くは刺繍でデザインが施されています。
例えば1枚のハンカチであっても刺繍にすることで贈答品として人にプレゼントできます。
また、ブランド物の洋服には刺繍でロゴマークが描かれていることが多いですね。
このように刺繍に高級感があるのは、その立体感からでしょう。
刺繍の厚みを変えることで、プリントとは違った見せ方でデザインを表現できます。
更に、刺繍は耐久性も優れています。
洗濯機に回したり、日光で衣服を乾かしたりすると、プリントは劣化していきます。
普段良く着るTシャツのプリントが剥がれたり色落ちしたりする経験がありますよね。
刺繍であればこうした劣化はあまりありません。
お気に入りのデザインがいつまでも綺麗な状態なのは嬉しいですね。
一方で、刺繍のデメリットは何なのでしょうか。
基本的に刺繍はコンピュータミシンによって行われていますが、一定の作業は人によって行われています。
そのため、プリントに比べると刺繍はコストがかかってしまいます。
また、糸の種類や縫い方によっても価格は変化します。
プリントに比べると割高になってしまう点が刺繍のデメリットでしょう。
また、刺繍は糸だけでデザインを表現しています。
そのため、鋭い角の表現や細かい文字の表現には適していません。
デザインを決める際には、こうした刺繍の弱点を意識しながら作ると良いですね。
特に文字を刺繍する際には、太めの文字にすると良いでしょう。
また、細かいロゴマークなども大きめに作ることで、細部を表現できます。
デザインを決める際には参考にしてみてください。
□プリントのメリットとデメリットとは
続いてTシャツのプリントについて見ていきましょう。
プリント方法はいくつかありますが、ここではインクジェットプリントについてご紹介します。
インクジェットプリントとはオリジナルTシャツ作成やアパレルショップのTシャツ作りなどで使用される一般的な手法です。
デザイン版を用意する必要がなく、1枚からでも簡単にプリントが可能です。
では、インクジェットプリントのメリットを見ていきましょう。
インクジェットプリントのメリット1つ目は大量生産が可能な点です。
インクジェットプリントはデザインデーターさえあれば、簡単にTシャツをプリントします。
そのため、大量にプリントTシャツを作りたい場合には最適な方法でしょう。
また、デザイン事に機材を用意したり、デザイン版を作ったりする必要がないため、小ロットでも作成できます。
インクジェットプリントのメリット2つ目は、使用できるインクの選択肢が多い点です。
刺繍は糸のため、使用する色の種類に限りがあります。
しかし、インクジェットプリントの場合は多彩な色の表現ができます。
例えば、グラデーションは色で表現するのは難しいですよね。
しかし、インクジェットプリントであればこうした表現が可能です。
また、ボカシのように曖昧な色合いを使用する場合にも向いています。
次に、インクジェットプリントのデメリットを見ていきましょう。
シルクスクリーンプリントのデメリット1つ目は、生地の影響を受けてしまう点です。
インクジェットプリントに使用するインクは透過性があります。
そのため、素材の色が濃い場合には、その素材の色がデザインに影響してしまうでしょう。
例えば、黒色や灰色のTシャツにインクジェットプリントを使用すると、全体的に暗めのカラー仕上がりになります。
そのため必ずしもデザインした通りに、色が表現されるわけではありません。
インクジェットプリントのデメリット2つ目は、耐久性が低い点です。
インクジェットプリントでTシャツを作ると、洗濯や乾燥にかなり気をつかう必要があります。
乾燥機に入れたり、漂白剤を使用したりすると、プリントの劣化が進んでいくでしょう。
インクジェットプリントで作ったTシャツの扱いには注意してください。
インクジェットプリントのデメリット3つ目は、ポリエステル製品にはプリントできない点です。
インクジェットプリントは生地の質感によって、印刷できないものがあります。
作業服やユニフォームなど特殊な質感の衣服へのプリントは不向きですね。
□まとめ
今回は刺繍とプリントのメリットとデメリットをご紹介しました。
それぞれに特徴があるため、どのようなグッズを作りたいかによって選択すると良いでしょう。