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オリジナルTシャツ作成!著作権・素材選びの注意点とは?
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2020.01.28
「チームのユニフォームを作ろうと思っている。」
「キャラクターが入ったデザインにしたいけれど、著作権は大丈夫なのだろうか?」
「プリントTシャツを作るときに気をつけることを知りたい!」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
スポーツチームでのユニフォームや、イベントなどの記念品としてオリジナルTシャツは欠かせませんよね。
しかし、いざ作ろうというときに、著作権や画像のデザインで何に気をつけたらよいのかわからずお困りの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、オリジナルTシャツを作る際の注意点について解説します。
著作権はどうなの?
著作権について
著作権とは、知的財産権の一種で、文芸・美術・学術など著作物の範囲に収まる、人の感情・思想を表現した創作物を保護する権利のことです。
著作権は、著作者に著作物を無断で使用やコピーされないなどの独占的な権利を与えることにより、著作物に対する創作意欲を促進させ、社会における文化・芸術の発展を図ることが目的です。
それら著作権に関することを規定しているのが著作権法です。
どのような場合は大丈夫?
・個人製作で家庭内利用であれば大丈夫
著作権法では、「著作物は、個人的または家庭内その他これに準ずる限られた範囲内に置いて使用することを目的とするときは、使用するものが複製できる」とあります。
具体的には、家庭内でテレビ番組を録画して視聴することや、子供がキャラクターの絵を描くことを指します。
ポイントは、家庭内などという限定的なものであり、家庭の外へ公開はできません。
オリジナルTシャツについていえば、業者へ製作依頼をすることや、自宅で制作したものを家庭外で着ることは著作権侵害に当たります。
・著作者から利用許諾を受けていれば大丈夫
著作権者から許可を取る必要があるとわかった場合、まず著作権者が誰なのかを調べて許可を取りましょう。
著作者に敬意を払って、目的を明確にすれば、利用許諾を受けられるでしょう。
ただし、著作者が著作権を他の人に譲り渡している場合は、著作者が著作権者ではなくなるので注意してください。
無断使用は罰せられる
著作権者から許可をもらわずに著作物を利用すると、著作権侵害として罰せられてしまいます。
この罰則は、「懲役10年以下」または「1,000万円以下の罰金」というものですが、侵害した人が個人ではなく会社規模であれば「3億円以下の罰金」となります。
とはいえ、オリジナルTシャツを作成する場合は、一度業者が間に入り、調査・判断が行われるので、知らないうちに法律違反を起こしていたというケースはほとんどありません。
デザインを考える際には、完全にオリジナルのデザインを作成するか、著作権フリーの素材を利用するか、権利者から使用許可を得るかのいずれかの方法を選択しましょう。
配色について
テーマカラーを決める
例えば、赤はエネルギッシュで情熱的な印象を、青は涼しげで真面目な印象を、緑は自然に近く温和な印象を与えます。
Tシャツを作る際に設定したテーマに合うような色をメインに持ってくるとよいでしょう。
配色の組み合わせ
おしゃれなデザインにしたいなら、ロゴやイラストとTシャツの生地の配色は異なったものを選びましょう。
アイテムの色が黒や白の場合は、どの色にも合わせやすいのであまり注意する必要はありませんが、それら以外の色を使う場合はポイントがいくつかあります。
・同系色の組み合わせ
青と水色、赤とオレンジのように同系色を使ったデザインだと、Tシャツのまとまりがよくなります。
インパクトに欠けないようにするためには、明度や彩度を調整して、適度なコントラストを出してみましょう。
・対称的な色の組み合わせ
赤と青、緑と赤などと対称的な色を組み合わせることで、モダンで印象的なコーディネートができます。
ただし、対称的な色は同じ比率で使うと目がチカチカしてしまうので、一方をメインの色としてもう一方をアクセントとして取り入れることをおすすめします。
デザインの画質
画像データで制作する場合は、画質・解像度に注意しましょう。
入稿したデザインを引き伸ばした状態でプリントすると仕上がりが粗くなり、モザイクのようにぼやけてしまい細かいところを正確に表現できない場合があります。
そのため、デザインは高解像度のものを作るとよいです。
ロゴやイラストのサイズは大きすぎても小さすぎてもよくないので、サイズ感がわからない場合は業者に相談してみましょう。
素材選びとプリント方法の相性
Tシャツの素材とプリント方法は密接に関連しています。
素材によってプリントの仕上がりが大きく変わるため、使用するプリント方法に適した素材を選ぶことが重要です。
例えば、アイロンプリントは、熱に強い綿100%のTシャツに適しています。
熱に弱い素材を使用すると、変色や変形が起こる可能性があります。
シルクスクリーン印刷は、綿やポリエステルなど様々な素材に対応できますが、素材の厚さや織り方によっては仕上がりに影響が出る場合があります。
インクジェットプリントは、綿素材に適しており、鮮やかな発色と高い耐久性を期待できます。
しかし、ポリエステル素材への印刷は、インクの定着性が低くなる可能性があるため、注意が必要です。
素材選びでは、プリント方法、デザイン、着心地、予算などを総合的に考慮しましょう。
事前にサンプルを作成して確認するのも良い方法です。
まとめ
今回は、オリジナルTシャツを作る際の注意点について解説しました。
この記事を参考に、満足のいくオリジナルTシャツを作ってみてはいかがでしょうか。
当社ではオリジナルTシャツの刺繍やプリントを取り扱っています。
オリジナルTシャツは1枚から100枚以上まで幅広く対応でき、ご注文いただく枚数によって、プリント加工の種類や価格についても柔軟に対応可能です。
そのため、スポーツチームなどのユニフォームとしてだけでなく、飲食店やオフィスなどで働くスタッフの方々にもおすすめです。
また、思い出作りにもおすすめしたい当社のオリジナルTシャツは、キッズやベビーサイズもご用意している他、ネーム・お名前刺繍やデザイン刺繍などの刺繍加工も承っております。
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