刺繍の歴史〜娯楽・アート編〜

‘針と糸’の歴史は有史以前から存在しています。
紀元前15000年前には、馬や鹿の毛と針を使って皮を縫い合わせているものが見つかっています。
これは生活に必要な技術であり、娯楽やアートである‘刺繍’に変わったのはいつ頃でしょうか。

 

時代は1万年以上下り、最も古いもののひとつがエジプトの墓で見つかっています。

女王の衣服に刺繍を施したものがありました。
織物を装飾する技術が高くユダヤ人にも教えていたそうです。

 

技術が伝播しヨーロッパでは東欧の人たちにその技術があり、ギリシャやローマに輸出しています。

その後ローマでも技術が高まり、高僧の外衣は紫色に染められ金の刺繍で縁取りされています。
女性を飾るものは金細工と宝石、刺繍でした。

 

糸に金銀を混ぜるアイデアはアジアで生まれています。

インド綿は非常に上質で一緒に技術が高まったようです。
古い時代、刺繍は高貴な人のためのものでしたが、庶民に広がったのは17世紀以降になります。

女性誌に一般向けのモチーフパターンが掲載され広がっていきました。
女性が自身のファッションやライフスタイルを美しく飾りたいという思いが表れたのです。

 

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