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刺繍をする上で知っておきたいステッチの種類と違い

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2018.12.18

刺繍は奥が深く、色々な技術があります。
一番はじめに知っておきたいのは「ステッチ」です。
今回はステッチの種類やそれらの違いについてご紹介します。

 

□ステッチとは?

ステッチとは簡単に言えば「縫い目」のことを言います。
縫い目は基本的に人の目には見えないようにするものですが、縫い目をおしゃれに見せてデザイン性を高めたものがステッチです。ステッチ次第で刺繍が高級感を持つなどイメージが変わってくることがあります。ステッチにはたくさんの種類があるので確認していきましょう。

 

□ステッチの種類

*ランニングステッチ
これは小学校の家庭科で習った「なみ縫い」のことだと思ってください。
ランニングステッチは最も基本的なステッチです。
簡単に言えば点線によってデザインします。細かい線を表現したい時に使います。
縫い方は表側と裏側を等間隔で縫っていきます。しっかり間隔を揃えることを心がければ、シンプルで綺麗な刺繍に仕上がります。

 

*サテン縫い

サテンステッチとも言います。
サテン縫いはまるで塗り絵のように面を埋める縫い方のことです。
刺繍の中で最もメジャーなのがサテン縫いです。
チャコペンで下書きをし、一番線の長い部分から縫っていきます。
円を作りたいのならば、1番線の長い部分とは直径に当たります。

 

次に縫った線のすぐ横を縫います。
こうして隙間がないようにしっかりと埋めていきます。
一言で言えば、線によって表現するのがサテン縫いであると言えます。
また線の上に線を重ねて縫っていくことで厚みを表現することも可能です。
刺繍が施された服を触った時、凹凸があるのを感じたことはありませんか?
あれはサテン縫いによって糸が重ねて縫われているからです。
サテン縫いの厚みによって高級感や光沢を出すことができます。

 

*タタミ縫い

タタミステッチとも言います。
サテン縫いは厚みを出すのに優れていますが、タタミ縫いはイラストの面積が大きいものを楽にベタ塗りしたい時に便利です。
サテン縫いは線で表現するのに対し、タタミ縫いは細かく何回も針を通して縫っていきます。
サテン縫いに比べ何かに引っかかって刺繍が損傷する確率が減るので、強度が高く長持ちするのが特徴です。
一見サテン縫いと似ていますが、よく見ると両者の刺繍の質感や立体感が違うのはわかります。

 

□まとめ

刺繍の基本となる3つの縫い方についてご説明しました。
サテン縫いとタタミ縫いの違いはご理解いただけたでしょうか?
林ネーム刺繍では、ランニングステッチ、サテン縫い、タタミ縫いの3つを取り扱っております。
衣服に刺繍を入れたいと考えている方は、ぜひ林ネーム刺繍までお問い合わせください。

 

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