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ワッペンの縫い方を解説!手縫いでもミシンでもできる簡単な方法
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2019.09.14
服の修繕やリフォーム、お子様の服の準備のためにワッペンを付けなければならないこともあるでしょう。
普段縫物をしない方にはハードルが高く見えるかもしれません。
実は、ワッペンの縫い方はそれほど難しいものではありません。
「ワッペンを付けたいけど、どうすればいいか分からない」
という方に向けて、今回はワッペンの縫い方をご紹介します。
お手軽な手縫いから誰でもできるミシン縫いまで、裁縫が苦手な方でもできるワッペンの縫い方を解説します!
□手縫いでワッペンを付ける
まず、手縫いでワッペンを付ける方法についてご紹介します。
*ワッペンを買う
まず、好きなワッペンを手に入れましょう。
手芸屋さんだけでなく、一部の服屋や雑貨店などでも手に入ります。
また、100円ショップでも色々な種類を取り揃えていることがあり、たくさんのなかから選べます。
単なる破れの修繕でも、お気に入りのワッペンを付ければ更に愛着が湧きますね。
*ワッペンを付ける位置を決める
次に、服のどこにワッペンを付けるのか決めましょう。
一度縫うと後から微調整するのは難しくなってしまうので、しっかり決めておいてくださいね。
位置が決まったら、仮どめをして固定しておきましょう。
仮どめにまち針が通りにくいときは、木工用ボンドやテープを使うこともあります。
服の素材によっては良くないこともあるので、確認して使ってください。
中には、アイロンで固定できるワッペンもあるので、そういったものであればより簡単ですね。
*まつり縫いで縫う
ワッペンを縫う方法は2つあります。
そのうちの1つが、まつり縫いです。
布の裏側から針を刺し、ワッペンにかかるようにまた針を刺します。
これを繰り返すと、ワッペンの外側に細かく縫い線がかかるように縫えます。
細かい縫い目だとより頑丈に縫えますし、大きな縫い目で縫い線を強調するのも可愛いですね。
*バックステッチで縫う
もう一つの方法は、バックステッチです。
こちらは縫い目が表に見えて、ミシンで縫ったような印象になります。
ワッペンの裏側から針を通し、出た糸をぐるぐると針に引っ掛けて、また抜きます。
これを繰り返すと、綺麗な縫い目がワッペンの周りにできます。
まつり縫いもバックステッチも、ポイントは縫い目の間隔を一定にすることです。
手縫いの感じを残しつつ綺麗に見せるには、できるだけ縫い目の幅を揃えることが大切です。
□ミシン縫いで付ける
手縫いが苦手という人は、ミシンを使うのがおすすめです。
*ミシンを使うときの注意点
ミシンを使えば、簡単に綺麗に縫えます。
しかし、いくつか気を付けておくべきこともあります。
まず、ミシンの針は太めのものを使うといいでしょう。
ワッペンは生地が厚いので、針が折れて飛んでいってしまう可能性があります。
*糸の色の選び方
手縫いでもミシンでも、糸の色を自分で選べます。
色は、基本的にはワッペンに似た色を選びます。
その方が糸とワッペンが馴染み、自然な感じになるでしょう。
同じような糸がない場合は、透明な糸も売っています。
それを使えば、色々なワッペンに使いまわせるので、おすすめですよ。
一方で、縫い目を目立たせたい場合は好きな色を選ぶ人もいます。
好きな配色を見つけるのも楽しみの一つですね。
□縫物が苦手な人は
縫物が苦手だと、針を使うのも躊躇するかもしれません。
縫物が苦手な人に向けた注意点や解決策もご紹介します。
*針の扱いは慎重に
ワッペンは、通常の布よりも生地が分厚いものです。
そのため、針を使うときはより注意深くやるのがベターです。
時には針がなかなか通らず力がいることもあるかもしれません。
そんな時は、無理に通そうとせず、別のポイントを探るなどしてみてください。
*どうしても無理な時は
「どうしても針が上手く使えない!」「裁縫するのは面倒」という方には、とても便利なアイテムがあります。
それは、アイロン対応のワッペンです。
アイロンの熱で接着剤が溶け出すことで、服にくっつくワッペンです。
アイロンを当てるだけでワッペンがくっつくので手軽に付けられます。
アイロン対応だけを探すと、柄の選択肢が少なくなるというデメリットはありますが、針を使わなくていいという点でおすすめです。
ただし、アイロンだけで付けた場合は洗濯の際にとれてしまうこともあります。
より頑丈に付けたいときは、裁縫も考えてみてくださいね。
□まとめ
以上、ワッペンの簡単な付け方と付けるときの注意点についてご紹介しました。
裁縫が苦手だという人も、意外と簡単に付けられるワッペン。
手芸に少し興味があるという人も、ここから入っていくと手芸を楽しめるかもしれませんね。
ワッペン付けは服の修繕の他にも、ちょっとしたワンポイントのアレンジとして楽しめます。
中には鞄や靴に付ける人もいて、奥が深いものです。
普段の服にオリジナリティをプラスできるので、覚えておくととても便利です。
ぜひワッペン付けをマスターしてみてくださいね。