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ズボンや服の穴埋めをしたい方必見!ワッペンと刺繍を使った方法をご紹介します

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2020.06.14

「子供のズボンの膝に大きな穴ができていた」
特に育ちざかりのお子様がいるご家庭では、このようなご経験があるのではないでしょうか。
でも穴が開いたからといって、その服自体を捨ててしまうのは非常にもったいないですよね。
そこで今回は、ワッペンと刺繍を使って服の穴埋めをする方法をご紹介します。
 

□ワッペンで穴埋めする方法とは?

ワッペンで服の穴埋めをする方法はとてもシンプルです。
ワッペンを破れた箇所に当て、アイロンをかけるだけで簡単に穴埋めできます。
手芸が苦手な方や、針仕事が面倒に感じる人におすすめでしょう。
最近は100均でもかわいいワッペンが多数取り揃えられているため、たくさん買ってその服に合うものを探してみてもいいかも知れませんね。
洋服に合うワッペンを選ぶコツは、その雰囲気と似たような系統のものを組み合わせることです。
また、自分好みのワッペンが見つからなかったときは、手作りしてみてはいかがでしょうか。
多少手間はかかりますが、世界に1つだけのワッペンになります。
お子様の好きなキャラクターにしたり、家に余っている材料を有効利用してみたり、いろいろ工夫して楽しめそうですね。
上級者の方は、ワッペンを2つ組み合わせて穴埋めする方法を試してみても良いでしょう。
1つは穴埋めのために貼って、もう一方は破れていない部分に違和感のないように貼ります。
このようにバランス良く2箇所のワッペンを配置することで、元からそのようなデザインであったかのようにおしゃれに見せられます。
しかしワッペンを貼って穴埋めする方法は手軽でとても便利である一方、注意点も存在します。
特にナイロン生地のジャケットやジャンパーにアイロンワッペンを取り付けるときは気を付けましょう。
綿や麻のような素材と同じ感覚でナイロン生地にワッペンを貼りつけると、ナイロン生地が熱で溶けてしまいます。
そのためアイロンを低温に設定して、当て布をする必要があります。
しかし、それだけでワッペンがしっかり付いているのか、不安が残りますよね。
そんな方は、ワッペンを置いた後に霧吹きで湿らせておきましょう。
そうすることでワッペンが服に密着しやすくなります。
ただ、これはあくまでワッペンが付きやすくなるという工夫にすぎないため、必ずしもナイロン生地にワッペンが付くという保証ではありません。
ワッペンで穴埋めする方法は手軽である分、はがれやすいといった特徴もあるため注意しましょう。
 

□刺繍で穴埋めしたいときはどうすればいいの?

「ワッペンでは、子供の活発な動きに耐えられるか心配」という方には、刺繍で穴埋めすることをおすすめします。
まず、刺繍をするのに必要なものを集めましょう。
刺繍枠、刺繍糸、刺繍針といった基本的なものに加えて、アイロン、ピーシングペーパー、鉛筆、マチ針、図案、はさみ、穴より少し大きめの片面接着芯を準備できたら完璧です。
次に、破れた服の裏から接着芯を貼ります。
もし接着芯がない場合は、普通の布を当てて手芸用ボンドで接着しましょう。
そのようなボンドがなかったら、仮縫いでも代用できます。
とにかく、刺繍するのに支障がない布で裏から穴埋めできれば大丈夫です。
フェルトや穴が荒い布、厚手の布は刺繍向きではないため、ここでは使わないようにしましょう。
それが終わったら、ピーシングペーパーに図案を刺繍していきます。
ちなみにピーシングペーパーとは、描いた図案をそのまま刺繍できる便利なものです。
その使い方はいたって簡単で、まずはペーパーに図案を写し、刺繍する布にアイロンで接着しましょう。
接着したら、そのままペーパーと布を一緒に刺繍して、最後にペーパーを破って取り除けば完成です。
しかし、ピーシングペーパーが家にあることってあまりないですよね。
そんな方は、クッキングシートで代用できます。
クッキングシートに図案を写して、刺繍枠をはめます。
そしてその周りをマチ針で服と固定します。
クッキングシートと服は、接着しなくとも刺繍をする内に自然に固定されていくため、安心してください。
このとき、マチ針で服の反対側の生地も一緒に止めてしまわない様に気を付けましょう。
また、刺繍の目的は穴埋めであるため、刺繍予定の図案がきちんと穴を覆っているか確認が必要です。
ここまでの準備が終わったら、いよいよ刺繍の段階に入ります。
思い通りの刺繍をして穴埋めをしましょう。
途中でクッキングシートがだんだん破れてくる可能性がありますが、気にせずに刺繍を続けて大丈夫です。
刺繍が終わったら、クッキングシートを静かに破ります。
強く引っ張ると刺繍糸がほつれてしまうため注意しましょう。
シートが少し残ってしまっても、洗濯するうちに取れてきます。
これで刺繍による穴埋めは完成です。
 

□まとめ

ワッペンと刺繍による穴埋め方法をご紹介しました。
特に刺繍による穴埋めは準備するものが多く面倒ですが、時間をかけて丁寧に刺繍することが成功の秘訣です。
また、そのような時間と手間をかけずに刺繍で穴埋めをしたい方は、当社までご連絡ください。
刺繍屋の職人が責任をもってあなたの服を穴埋めします。