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刺繍ワッペンにふちは必要?作り方についても解説!

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2021.12.14

「刺繍ワッペンにふちは必要なのか知りたい」
「ワッペンの作り方がわからないから教えてほしい」
刺繍ワッペンについて、このようにお悩みの方は多いですよね。
この記事では、ふちの作り方やワッペンについて詳しく解説します。
ぜひお役立てください。

 

□ふちの作り方とはさみの切り取りについて解説!

刺繍ワッペンでは、必ずふちがいるという訳ではありません、
なぜなら、フェルトは切ったままでもほつれる心配があまりないからです。

それでも、できるだけほつれに対する対策をしてより頑丈に仕上げたいですよね。
その際は、ボタンホールステッチや、ブランケットスケッチをすると、綺麗で頑丈な仕上がりにできます。
また、縫い付ける時はワッペンを接着させるのではなく、ふちを作る方がほつれ防止に繋がります。

ふちを作った場合は、そのふちの部分をはさみでカットしていくのですが、両面接着芯も同じ大きさに切りましょう。
このとき、糸を誤って切らないように気をつけてください。
フェルト部分は、ふち取りとして使用しても良いでしょう。

 

□ワッペンの魅力と材料とは

 

*ワッペンの魅力

ワッペンの魅力の1つ目は、デザイン性です。
無地の洋服やバッグなどに、ワンポイントとしてつけられます。
可愛らしい形や色のものからキャラクターまで数多くの種類があるため、あなたの思い通りのデザインにアレンジできるでしょう。

2つ目の魅力は、補修に使えることです。
長年使用していたバッグに小さな傷がついてしまったたり、子供が外で遊んで帰ってきたときに服に小さな穴ができてしまったりした経験はありませんか。

愛着があるものに傷がついてしまっても、なかなか捨てづらいと思います。
ほんの小さな傷であれば、なんとか補修して再び使用したいですよね。
このようなケースにも、ワッペンは有効活用できます。
大切なものの補修のために、ぜひ使ってくださいね。

3つ目は、オリジナル性です。
名前入りのワッペンを使用することで、一目で誰のものかがわかります。
これは、幼稚園や小学校に通っているお子さまがいるご家庭におすすめです。
お子さまの好きなキャラクターやデザインのワッペンに名前をつけて、オリジナルの通園通学グッズを作成してみてはいかがでしょうか。

 

*ワッペンに必要な道具

ワッペンに必要な道具は、糸です。
刺繍糸には数多くの種類がありますが、一般的な6本1束になっている25番が使用しやすいでしょう。
図案に合わせて2、3本を使用してください。

刺繍をする時は、普通の手縫い針ではなく刺繍針を使用しましょう。
刺繍針の特徴は、糸を通す穴が大きいことです。
刺繍枠は絶対に必要という訳ではありませんが、使用すると針が刺しやすくなる上に仕上がりも綺麗になります。
それ以外にも、はさみやチャコペン、図案シートを用意しましょう。

また、ワッペンの土台には、端がほつれにくいフェルトがよく使用されています。
色が豊富にあって手に入りやすいという特徴があります。

 

□ワッペンの作り方と流れとは

最初に、イラストを用意しましょう。
このイラストは自分で描いてもインターネットや本から写し取っても良いです。
使いたいイラストが決まったら、刺繍用下地シートにプリントしましょう。
インクジェットプリンターを使用しても良いですし、プリンターがない場合は水性ペンを使用しても構いません。

そして、プリントしたイラストを切り取ってフェルトに貼ります。
この方法以外にも、フェルトに直接イラストを描く方法もあります。
綺麗にデザインできるように書きやすいペンを使用しても良いですが刺繍をすれば図案は隠れるため、手芸用の水で消えるチャコペンを用いることをおすすめします。

次に、刺繍をしましょう。
刺し始めと刺し終わりは玉留めをしないで、返し縫いだけにすると凹凸が出ずに綺麗に仕上げられます。

しかし、ワッペンのケースでは裏が隠れるため、そこまで気にする必要はありません。
面を埋めるためには、サテンステッチやロングアンドショートステッチを使いましょう。
このとき、刺繍したい部分の端から埋めるように刺していきます。
面が埋まったら、その次はラインです。

刺繍が完成したら水にしばらくつけ、刺繍用下地シートを溶かして乾かしましょう。
このとき、アイロンをかけておくと仕上がりが綺麗になるのでおすすめです。

そして、完成した刺繍の周りをはさみでカットしましょう。
フェルト部分をふち取りとして残すと、デザイン性を向上させてくれます。

最後に、できあがったワッペンを貼り付けます。
アイロンをあたため、生地をしっかりと伸ばしましょう。

ワッペンの上に当て布を置き、上からアイロンを押しつけます。
5~10秒の押しつけを5回程度繰り返しましょう。
しっかりと乾いたら完成です。

 

□まとめ

今回は、ふちやワッペンについて詳しく解説しました。
刺繍ワッペンにはふちを作る必要は特にありません。
その理由は、フェルトはほつれにくい材質だからです。
この記事を参考にして、綺麗なワッペンをぜひ作ってください。

 

 

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