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刺繍は初心者でも簡単?刺繍を始める準備について解説します!

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2023.02.14

雑誌や知人などの影響から、刺繍に興味を持たれる方は多いと思います。

しかし、細かな作業を伴う刺繍に対して、敷居が高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
最初は何を用意すれば良いかもわからず、困ってしまいますよね。

そこで今回は、初心者にもおすすめの刺繍の方法について解説し、それに合わせた道具の選び方について解説します。
後半では刺繍を成功させるポイントも解説するので、最後まで読んでいただけますと幸いです。

 

□初心者でも簡単にできるステッチ3選

ステッチとは刺繍の縫い目のことを指す言葉で、刺繍の方法を表す言葉としても使われます。
ステッチには複数の種類があり、中には初心者にとって難しい方法もあります。
今回紹介するものは初心者でも比較的簡単なものなので、気軽に挑戦してみましょう。

1つ目は、ランニングステッチです。
並縫いとも呼ばれるこの方法は、直線状に縫っていく最も基本的なステッチです。
生地の表裏に針を交互に刺していくため、最も単純な方法と言えます。
1から刺繍を始める方は、ランニングステッチから始めましょう。

2つ目は、バックステッチです。
バックステッチは、縫い進める方向と逆方向に針を刺すことが特長のステッチです。
縫う方向に間隔を空けて針を刺し、逆方向に戻りながらその間隔を埋めていく縫い方です。
文字や絵の作品にも使えるため、様々な場面に応用できるでしょう。

ランニングステッチと異なり、縫い目に間隔がない点がメリットです。
そのため、繋がった線や面を描くのに向いています。曲線にも応用できるため、ランニングステッチの次に覚えるべきステッチでしょう。

3つ目は、アウトラインステッチです。
こちらは仕上がりが少し特殊なステッチで、線に立体感が生まれる点が特長です。
立体感がありはっきりした線が描けるため、イラストの輪郭にも使えます。

作品を上品な仕上がりにしたい場合に向いているでしょう。
汎用性の高いステッチなので、覚えておくと便利です。
様々な図案で使われているため、このステッチが上達すれば作品の再現性が高まります。

 

□最初に必要な刺繍道具とは?

刺繍に必要な道具は主に5種類あります。
その中でも注意して選ぶべきものは、刺繍針です。
刺繍針は刺繍の方法によって使うべきものが異なり、同じ種類の針でもいくつものサイズがあります。
特にクロスステッチ刺繡針はクロスステッチ専用の針なので、通常の刺繍針と間違えて買わないように注意しましょう。

クロスステッチ刺繡針は針の先端が丸くなっているため、クロスステッチ以外で使う布では針が刺しにくくなってしまいます。
最初に作りたい作品が決まっている場合や、練習したいステッチが決まっている場合、そのステッチに合わせた針を選びましょう。
針は複数のサイズがセットになった製品もあるため、最初はセットで購入すると良いでしょう。

2つ目に必要な道具は、刺繍糸です。
糸も針と同様に、様々な色があります。
図案に合わせて糸を購入しても構いませんが、複数色入ったセットを購入しておくと次の作品をスムーズに始められます。
長期的に刺繍を続ける予定の方は、セットで購入すると良いでしょう。

3つ目は、刺繍枠です。
こちらは布を張って固定しておくための枠で、作業効率が大幅に上がります。
こちらは必須の道具ではありませんが、特に初心者の間は作業に慣れていないため、購入しておくと良いでしょう。

4つ目は、チャコペンです。
チャコペンは図案を布に移すための道具で、刺繍の目印を書くために使います。
この道具を購入する際には、できるだけ水性のものを選びましょう。

5つ目は、糸きりハサミです。
ハサミは市販のものでも代用できますが、ストレスなく作業したい方にはおすすめです。
糸は通常のハサミでは切りにくいことがあるため、今後も刺繍を続ける方は購入しておくと良いでしょう。

 

□刺繍を成功させるポイント

1つ目のポイントは、縫い目を均等にすることです。
ラインステッチやバックステッチはシンプルなステッチですが、縫い目の均等さが仕上がりを左右します。
特にラインステッチは縫い目と縫い目の感覚が分かりやすいため、間隔がバラバラだとガタガタした直線に見えてしまいます。
作業量の多い作品でも焦らず、均等な間隔を意識して丁寧に縫っていきましょう。

2つ目のポイントは、縫い目を小さくすることです。
テレビのドットが細かいほど美しく映るように、刺繍の縫い目も細かいほどきれいなラインに仕上がります。
特に曲線を描く場合、縫い目が粗いとカクカクした曲線になってしまいます。
縫い目が多いほど手間がかかりますが、出来栄えにこだわりたいのであれば細かく縫っていきましょう。

 

□まとめ

今回は刺繍を始めたい方に向けて、初心者向けのステッチや、刺繍に必要な道具、刺繍のポイントについて解説しました。
家にある道具で代用できそうな刺繍道具ですが、刺繍専用の道具は作業をスムーズにしてくれる道具ばかりです。
刺繍を続けたいとお考えの方は、道具も買い揃えましょう。

 

 

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