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ワッペンは自作できる?必要な道具や作り方を解説します!
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2023.03.14
刺繍に興味を持っていらっしゃる方は、最初に何を作る予定でしょうか。
初めての刺繍で何を作るか決まらない方や、作るものは決まっていても、必要なものや製作方法がわからない方もいらっしゃるでしょう。
初めての刺繍作品には、お子さんの帽子やお弁当袋に使える、フェルトワッペンはいかがでしょうか。
フェルトワッペンは切った素材を縫い合わせるだけなので、比較的簡単に作れる作品です。
今回は、自作ワッペンに必要なものや製作方法、ワッペンの活用方法について解説します。
□自作ワッペンに必要なもの
ワッペン作りで最も重要なものは、布です。
フェルトワッペンに使うフェルトは、水洗いできる素材と、できない素材があります。
マイバッグやポーチなどの洗わないものにつける場合は、通常のフェルトでも大丈夫です。
一方でお子さんの帽子やお弁当袋など、汚れる可能性のあるものにつける場合は、必ず水洗いできる素材を選びましょう。
洗える素材が必要な場合、ポリエステルをはじめとした化学繊維のものを選びましょう。
また、ワッペンはサイズの小さい作品なので、比較的小さなフェルトで大丈夫です。
次に必要な道具は、チャコペンやトレーシングペーパーです。
こちらは生地を切り取るラインを書く道具で、図案や下書きを生地にうつすために使います。
フェルトは厚みのある素材でラインを書きにくいため、水性のものが良いでしょう。
生地を切り取るラインが書けたら、それらを切り取るハサミや、切ったパーツを縫い合わせるための針や糸を用意します。
ボンドでも代用できますが、ボンドは刺繍に比べて強度が落ちるため、できるだけ針と糸を用意しましょう。
□ワッペンの作り方
作る前の前提として、ワッペンを作るためのスペースや時間は、そこまで必要ありません。
制作のためにわざわざ大きなスペースを作る必要はないので、必要な道具だけ準備して始めましょう。
準備や片付けもすぐに終わるため、隙間時間に制作しても良いでしょう。
作業内容も比較的簡単なので、お子さんと話しながらの作業や、音楽を聴きながらの作業をお楽しみください。
ワッペン制作には、2つの方法があります。
1つ目は、切ったフェルトや布を、刺繍で繋ぎ合わせる方法です。
こちらはフェルトを土台にして柄のついた布をワッペンにするため、布の縁とフェルトを縫い合わせるだけで作成できます。
初心者の方は、こちらの方法で作るのがおすすめです。
一方で、あらかじめデザインされた布をもとに作るため、他の方法に比べてオリジナリティがない点がデメリットです。
自分でデザインして完全オリジナルの作品を作りたい方は、後述の方法をおすすめします。
この方法では、フェルトを布よりも大きめにかたどることがポイントです。
布のサイズぴったりに生地を切るとフェルトから布がはみ出してしまうため、注意しましょう。
2つ目の方法は、刺繍でデザインする方法です。
先述の方法では、あらかじめ布に施されたデザインを利用していましたが、こちらはデザインも自分で刺繍する必要があります。
デザインを自分で決められる一方で、手間がかかり難易度も高くなるため、初心者には向いていません。
色を付けたい箇所は塗りつぶすように刺繍するため、刺繍にかかる時間はかなり長くなります。
手間の多さ、難易度の高さから途中で投げ出してしまうケースもあるため、まずは1つ目の方法で作りましょう。
□ワッペンの活用方法
1つ目の活用方法は、お子さんの使うものにつける方法です。
お子さんのために作るワッペンなら、やる気も一層高まりますよね。
例えばお子さんのお弁当袋や帽子などに、好きなキャラクターや乗り物などのワッペンをつければ、喜んでくれるでしょう。
ワッペンをつければ、運動会やお遊戯会で荷物が並んでいるときでも、お子さんの荷物がすぐに見つけられます。
お名前の入ったワッペンをつければ、荷物をなくした時でも安心です。
2つ目の方法は、ポーチや巾着袋につける方法です。
ワッペンはお子さんだけでなく、大人が楽しむアイテムとしても適しているでしょう。
無地のポーチでも、ワッペンのワンポイントがあると印象が大きく変わります。
雑誌の付録で使っていなかったポーチも、これを機にイメチェンしてみてはいかがでしょうか。
ワッペンの中にはアイロンでつけられるものがありますが、アイロンでは毛羽立つ恐れがあります。
ポーチや巾着袋に使う場合、刺繍でつけることをおすすめします。
刺繍糸を目立たせないために、刺繍する際にはワッペンと同じ色の糸を選びましょう。
3つ目の方法は、普段使いするエコバッグや、トートバッグにつける方法です。
これらは他人と被りやすいため、ワッペンをつけるとオリジナルのバッグになります。
ワンポイントがオシャレに見える点もおすすめです。
□まとめ
今回は、自作ワッペンに必要なものや、ワッペンの製作方法、活用方法について解説しました。
デザインされた布で作るワッペンであれば、縁を縫うだけで作成できるため、おすすめです。
この記事がお役に立てますと幸いです。