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ワッペンを剝がすのは難しい?

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2023.10.14

ワッペンは、シンプルな服に付いているとワンポイントで、一気におしゃれな雰囲気になります。
もともとは付いていなかった場所に付けたり、逆に剥がしたりすることが比較的簡単にできます。

今回は、ワッペンを剥がしたいという方に向けて、ワッペンの剥がし方や剥がすときの注意点、剥がしたワッペンを再度付ける方法をご紹介します。
ワッペンが気になっているけれどもハードルが高いと感じている方やワッペンの安全性が気になっている方は要チェックです。

 

□熱を使ったワッペンの剥がし方

ワッペンは、熱で簡単に付けられます。
また、熱で付けられたワッペンは、熱で簡単に剥がせます。
アイロンで熱を加える方法とドライヤーで温風を当てる方法の2つを見ていきましょう。

 

*アイロンでワッペンを剥がす方法

まず、アイロンの温度を中、もしくは高に設定します。
次に、ワッペンの上にあて布を置きます。
あて布の上からワッペンが付いている部分にアイロンをかけます。
十分に熱されたら、ワッペンを剥がします。

アイロンは、上から強く押し付けたり、滑らせたりせず、優しく押し当てるようにしましょう。
上から強く押し付けたり、滑らせたりしてしまうと、余計に剥がしにくくなってしまいます。
1度アイロンを当てただけでは剥がせなかった場合には、再度あて布の上から優しくアイロンを当てると剥がせます。
スチーム機能付きのアイロンであれば、スチーム機能を使うのもおすすめです。

また、アイロンを当てた後は非常に熱いので、素手では触らずにピンセットを使ってワッペンを剥がしましょう。

 

*ドライヤーでワッペンを剥がす方法

アイロンを使って剥がす方法は、アイロンやアイロン台、あて布を用意する必要がありますが、少し面倒くさいと感じる方もいるでしょう。
そんな方には、ドライヤーを使って剥がす方法がおすすめです。

ドライヤーの温風を10~20秒当てるだけです。
少し時間はかかりますが、とても簡単にワッペンを剥がせます。

アイロンを使う場合と同様に、ドライヤーの温風を当てた後は非常に熱いので、素手では触らずにピンセットを使ってワッペンを剥がしましょう。

 

□ワッペンを剥がすときの注意点

ワッペンは、熱で溶ける接着剤で付けられていることが多いです。
そのため、熱を加えれば比較的簡単に剥がせるのですが、いくつか注意点があります。

 

*刺繍のアイロンワッペンを剥がす場合

大きな文字や図が刺繍されているアイロンワッペンを剥がすときには、事前に刺繍ワッペンを剥がす方法を調べておきましょう。

 

*生地が熱に弱い場合

ワッペンをアイロンで剥がそうとしたものの、熱に弱い生地だと、生地が変色してしまう場合があります。
目立たない部分にアイロンを当てて確認したら生地が変色した場合や、洗濯絵表示にアイロンの使用不可と描かれている場合には、アイロンではなくシール剥がし剤を使ってワッペンを剥がしましょう。

衣類の生地は、さまざまな方法で染色されています。
中にはとても繊細なものや熱に弱いものがあります。
目で見たり触ったりするだけでは、生地の性質を確認するのは困難です。

アイロンを当てる前には、必ず目立たないところにアイロンを当てて確認しましょう。
長く衣類を使い続けるためにとても大切です。

 

*アイロンに接着剤が付いた場合

アイロンでワッペンを剥がすときに、ワッペンは剥がせたけれども、アイロンに接着剤が付いてしまうことがあります。
このような場合には、シール剥がし剤を使うと解決します。

ワッペンを剥がしてすぐではなく、アイロンの電源を切って、完全に冷めてからシール剥がし剤を付けて拭き取ります。
このときに、アイロンが完全に冷めてからシール剥がし剤を使うのが重要です。
アイロンがまだ熱いうちに処置を施そうとすると、やけどの危険が高まるかつ、ほとんどのシール剥がし剤は可燃性なので熱いアイロンと同時に使うと最悪の場合火事になってしまうかもしれません。

アイロンとシール剥がし剤を同時に使う場合には、細心の注意を払いましょう。

 

□ワッペンを再度付ける方法

ワッペンを剥がすときというのは、単純に剥がしたい場合のほかに、付け直したい場合があるかと思います。
1度使ったワッペンを再度付けたい場合、どうすれば良いのでしょうか。

アイロンやドライヤーで熱を加えて剥がしたワッペンは、新品のワッペンに比べて接着力が弱くなっています。
したがって、アイロンやドライヤーで再度付けることは不可能です。

専用の接着剤を使えば再度付けられます。
具体的には、
・布用ボンド
・布用両面接着シート
を使えば付けられます。

また、専用の接着剤のほかにも、接着剤に比べるとハードルが高いですが、縫い付けることも可能です。
少し難しく、ハードルが高い分、1度縫い付けると剝がれにくいというメリットがあります。

一方、専用の接着剤は、縫い付けるよりは剝がれやすいですが、剥がれても簡単につけられるというメリットがあります。

 

□まとめ

ワッペンは熱を加えれば比較的簡単に剥がせます。
いくつか注意点はありますが、簡単にすぐ剥がせるため、ワッペンはハードルが高そうと感じていた方も気軽にチャレンジしてみてください。

当社は、刺繍のオーダー、ワッペン、プリントを扱っています。
刺繍やワッペンでお困りの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

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