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ポロシャツに刺繍を自作しよう!失敗しないポイントをご紹介

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2019.10.14

「オリジナルのポロシャツを作ってみたい。」
「刺繍を施してみたいけれど、どうしたらいいのだろう。」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
オリジナルのポロシャツは、業者に依頼すればつくることができます。
また、最近では自分で作ったオリジナルのポロシャツに、刺繍をしてみたいという方も増えていることをご存知ですか?
そこで今回は、オリジナルのポロシャツに刺繍を施してみたい方に向けて、刺繍を自作でする際に失敗しないポイントについて紹介します。

 

□刺繍とは

 

刺繍とは、刺繍糸を使って布に様々な装飾を施すことを指します。
また、完成したものだけでなくその作業途中のものも刺繍と言います。
かつては美術品や工芸品として、家具などに用いられていたこともあり、世界各国で技法が発達しています。
今日のような、服などに装飾をするスタイルは「ヨーロッパ刺繍」が発祥と言われており、その歴史はとても古く、古代エジプト時代の遺跡からも発見されているのです。
現代では、昔に比べてグッと身近になり、服のワンポイントとして刺繍を施す方も増えています。

 

 

□ポロシャツ刺繍のデザインの強み

 

ポロシャツ刺繍のデザインは、ただ単にロゴや文字を載せるだけでなく、さまざまなメリットがあります。
その魅力を理解することで、あなただけのオリジナルポロシャツをさらに特別なものにできるでしょう。

1:高級感と存在感を演出

有名ブランドのポロシャツの多くは、ロゴやイラストに刺繍加工を施しています。
刺繍は、プリント加工と比べて立体感があり、高級感を演出することができます。
ワンポイントでも十分に存在感を発揮し、洗練された印象を与えてくれるでしょう。

2:着心地の良さ

刺繍は、縫い付ける加工なので、プリント加工のようにベタッと張り付くことがありません。
そのため、着心地が良く、快適に着用できます。
特に、夏場の暑い時期でも、汗をかいてもベタつきにくく、快適に過ごせるでしょう。

3:耐久性

刺繍は、プリント加工と比べて耐久性に優れています。
洗濯をしても色落ちや剥がれが起こりにくく、長く愛用することができます。
また、ほつれや傷にも強いので、ハードな使用にも耐えられます。
作業着やスポーツウェアなど、頻繁に洗濯する必要がある場合にもおすすめです。

4:個性を表現できる

刺繍は、糸の色や種類、ステッチの仕方など、さまざまなバリエーションがあります。
そのため、自分の好みに合わせたオリジナルのデザインを表現することができます。
例えば、糸の色を組み合わせることで、より個性的なデザインにすることも可能です。

□ ポロシャツ刺繍で表現できるもの

 

ポロシャツ刺繍では、さまざまなものを表現することができます。
名前や会社名、団体名、ロゴやマークなどがその主な例です。
これらを刺繍することで、単なる装飾以上の機能的な意味を持たせることができます。

1:名前やニックネーム

ポロシャツに名前を刺繍することは、特にユニフォームや仕事着として使われる際に便利です。
名札をつけなくても名前が表示されることで、個人の識別がしやすくなるため、効率が上がります。
学校の部活動やクラスポロシャツなどでは、ニックネームを刺繍することも一般的で、チームメンバー同士の連帯感を高める効果も期待できます。

2:会社名や団体名

会社名や団体名の刺繍は、企業や団体の公式なユニフォームに使われることが多いです。
会社名が刺繍された服を着ることで、プロフェッショナルな印象を与えることができ、企業の信頼感やブランド力の向上にもつながります。
対外的なイベントや顧客との接触が多い職場では、刺繍入りのユニフォームは、企業イメージを強く印象付ける重要なアイテムです。

3:ロゴやマーク

ロゴやマークを刺繍することは、ポロシャツのデザインに立体感を加え、高級感を演出する効果があります。
ロゴの刺繍は特に注目度が高く、ブランドや組織の存在感を強くアピールできます。
また、会社やブランドの象徴であるロゴをポロシャツに刺繍することで、統一感と一貫したビジュアルメッセージを伝えることが可能です。

*刺繍の配置場所

 

刺繍を入れる位置は、ポロシャツのデザインにおいても重要なポイントです。
胸、肩、襟下など、刺繍の配置場所により異なる印象を与えることができます。
たとえば、胸に刺繍されたロゴや名前は正面から見てわかりやすく、対話時に効果的に相手に認識させることができます。
肩に刺繍する場合は、シンプルなデザインでも個性的に見える効果があり、特に制服やユニフォームの一部として目立たせたい場合に有効です。
襟下への刺繍は、背中側に配置されるため、大きめのロゴを入れて目立たせることができ、後ろ姿にインパクトを与えます。

このように、ポロシャツの刺繍は、デザインや機能性に加え、着用者のアイデンティティやブランドメッセージを強く表現する手段として活用されます。

□刺繍を自作するメリット

 

刺繍を自分で行うメリットには以下のことが挙げられます。

 

*好きなデザインにできる

 

自分で刺繍をすれば、世界に一つだけの好きなデザインの刺繍ができます。
また、好きな時間に好きなだけできる点も魅力のうちの一つです。

 

*Tシャツの好きな場所にできる

 

業者に依頼すると、どうしても刺繍できる場所は限られてしまいます。
その点、自分で刺繍をする場合には、襟元や袖、ポケットといった自分のこだわりの場所に刺繍できるのでオススメです。

 

*好きなTシャツに刺繍できる

 

市販の服は、どうしても元々のデザインや素材、形が気に入らないこともあります。
自分で刺繍する場合、気に入ったタイプを選ぶことができます。

 

□刺繍を自作するデメリット

 

デメリットとしては、以下のことが考えられます。

 

*バランスが難しい

 

刺繍に慣れていない場合、どうしてもサイズを間違えてしまったり、位置がずれてしまったりというミスが起きてしまいがちです。
せっかく頑張って刺繍をしたのに、実際に着てみたら位置が変だったなんて声も多いのが事実なのです。

 

*生地によっては刺繍しにくいものも

 

服には様々な種類の生地が使われています。
そのため、中には刺繍しにくいものもあります。
特に、薄手のものは、裏の糸まで透けてしまうことがあるため注意しましょう。

 

*デザインが限られる

 

やはり、自作の場合だとデザインが限られてしまいます。
凝ったデザインに挑戦したい方は、業者への依頼も検討してみてはいかがでしょうか?

□ポロシャツ刺繍のデザインポイント

 

ポロシャツ刺繍のデザインを成功させるためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。
これらのポイントを意識することで、洗練された、そしてあなただけのオリジナルポロシャツに仕上がります。

1:シンプルさを意識する

刺繍のデザインは、シンプルにするのがおすすめです。
シンプルなデザインほど、洗練された印象を与えやすく、飽きが来ません。
プリント加工と異なり、大きなイラストを取り入れるのは難しい分、シンプルさを活かして、洗練されたデザインを目指しましょう。

2:2ポイントにする

ポロシャツに施すデザインを2ポイントにするのも、オシャレなデザインにするコツです。
ポロシャツの刺繍というと、胸元のワンポイントをイメージする方が多いですが、実は右肩や左肩にデザインが入っていることが、洗練された印象を与え、魅力を引き立てます。
2ポイントにすることで、より個性的なデザインに仕上がります。

3:素材や糸の質感にこだわる

ポロシャツの素材や色に合わせて、刺繍糸の種類や色を選ぶことも重要です。
例えば、カジュアルなポロシャツには、綿糸やポリエステル糸など、柔らかく肌触りの良い糸を選びましょう。
フォーマルなポロシャツには、光沢のある糸や高級感のある糸を選ぶと、より上品な印象になります。

4:本発注前の確認を忘れずに

本発注前に必ずデザインの確認を行いましょう。
刺繍業者によっては、素材や糸、フォントの質感などをサンプル品で確認できます。
事前確認をすることで、トラブルを回避し、イメージ通りのオリジナルポロシャツに仕上げることができます。

□失敗しないポイント

 

前提として刺繍の道具はきちんと揃えるようにしましょう。
特に、刺繍枠は初心者の方にとって、スムーズに作業するためには欠かせません。
もちろん無くても刺繍はできますが、布を張った方が断然作業しやすいため、用意することをオススメします。
では、実際に自作する際に気をつけたいポイントについてご紹介します。

 

*縫い目の長さを均一にする

 

刺繍をする際に、ラインステッチ、バックステッチ、チェーンステッチにおいて、縫い目の長さは均一にしましょう。
そうすることで、きれいな仕上がりになります。

 

*糸の巻きすぎに注意

 

フレンチノットステッチと呼ばれる刺繍方法では、糸の本数とその糸を巻く回数によって結び目の大きさが変わります。
このときに、糸を巻く回数を増やしすぎてしまうとあまりきれいではないので、注意が必要です。
目安として、回数は3回くらいをオススメします。

 

*布にガイド線を引く

 

平行に糸を刺していく、サテンステッチと呼ばれる刺繍方法があります。
この刺繍を行うときに、特に初心者のうちは、いつの間にか平行になっていなかったという事態に陥りやすいです。
そこで、どの方向に刺繍をしていくのかを決めたら、何本かガイド線を引いておくことで、ずれを防止できます。

 

*最後は「隠し針」をしよう

 

刺繍をしたときに、どうしても急な角度のある面では、隙間が開いてしまうことがあります。
そのときは、隙間を隠すように、糸で上から埋めていきましょう。
この方法は「隠し針」といい、自然に隙間を埋めることができます。

 

*縫い目は小さめにする

 

基本的に、刺繍は全て縫い目を小さめにしましょう。
縫い目を大きくしてしまうと、特に曲線などはガタガタになってしまいます。
慎重にコツコツと縫い進めていきましょう。

 

 

□まとめ

 

今回は、オリジナルのポロシャツに刺繍を施してみたい方に向けて、刺繍を自作でする際に失敗しないポイントについて紹介しました。
せっかく刺繍をするのであれば、失敗はしたくないですよね。
ぜひ、この記事を参考に挑戦してみてください。
また、当社ではオリジナルのポロシャツやTシャツへの刺繍加工を承っています。
自作では難しい複雑なロゴ等の刺繍は、ぜひ当社へお任せください。
興味がある方は、お気軽にご相談ください。

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