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刺繍の歴史を見てみよう!!!
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2014.08.12
刺繍というのは古くは3000年近く昔からある中国の書籍に
見られるほか、日本や中世ヨーロッパなど様々なところで
独自の発達をなしてきた技法です。
歴史的に見ると、それぞれの国や地域によって独特の図案や技法などが
ありますし、使用している糸や布、意匠についてもさまざまです。
そのため、現代ではそれぞれの特徴を見てフランス刺繍、
刺し子、クロスステッチなど様々な名称で呼ばれており、
内容が分類されています。
国によって、装飾を施したり花嫁修業の一環として学ぶだけでなく、
自分の家の家紋などをあしらったり、
親から子へと代々伝えていくような風習もあります。
また、日本のように魔よけの意味合いで施すこともあり、
家族など大切な相手に刺繍を施した品物を
プレゼントすることもありました。
近年では趣味のハンドクラフト、または装飾のために
利用する人が多いですが、古くから伝わる図柄も現代風に
アレンジしたりして、今なお息づいています。