記事
ワッペンがすぐに取れる!取れにくい付け方をご紹介!
記事
2024.04.28
洗濯した時やふとした時にワッペンが取れてしまってお困りの方もいらっしゃるでしょう。
愛着あるアイテムは長く使い続けたいですよね。
そこで今回は、ワッペンが取れた際の修理方法と、取れにくいワッペンの付け方についてご紹介します。
□ワッペンがすぐに取れる!補修方法とは?
ワッペンが取れる原因はさまざまですが、主に素材の特性や洗濯による接着力の低下が挙げられます。
補修方法としては、布用接着剤の使用や縫い付ける方法があります。
*布用接着剤を使用する方法
布用接着剤には、シートタイプ、パウダータイプ、ボンドタイプがあります。
それぞれの特性を理解し、状況に合わせて選ぶことが大切です。
1:シートタイプ
シートタイプの接着剤は、アイロンで簡単に貼り付けられます。
ワッペンの裏面と衣類の対象部分にシートを挟み、アイロンで圧着します。
この方法は、ワッペンの補修だけでなく、新たにデザインを追加する際にも有効です。
2:パウダータイプ
パウダータイプは、細かい修正が必要な場合に便利です。
剥がれかけたワッペンの下にパウダーを振り、アイロンで加熱することで密着させます。
部分的な補修に適しています。
3:ボンドタイプ
ボンドタイプの接着剤は、アイロンを使用せずに直接貼り付けられます。
速乾性があり、手軽に補修が可能ですが、洗濯に強いタイプを選ぶことが重要です。
*縫い付ける方法
接着剤での補修が困難な場合や、より強固な修理を望む場合は、縫い付ける方法がおすすめです。
ワッペンの周囲をまつり縫いで固定することで、長期間にわたってワッペンを保持できます。
特に動きの多い部分や頻繁に洗濯するアイテムには、縫い付けることで安心感が増します。
□洗濯後も安心!ワッペンの正しい付け方とは?
ワッペンを洗濯後もしっかりと保持するための正しい付け方には、いくつかの重要なステップがあります。
以下では、ワッペンの接着面の見分け方から、アイロンの温度設定、あて布の使用方法、押し付け時間まで、取れにくいワッペンの付け方を段階的に説明します。
1:アイロンの温度設定
アイロンの温度は、ワッペンの材質によって変わります。
一般的には中温(150度前後)が適切ですが、ワッペンによっては低温で接着するものもあるため、事前に確認が必要です。
高温すぎるとワッペンが傷む可能性があるため、注意が必要です。
2:ワッペンの接着面の見分け方
ワッペンの接着面は通常、触るとツルツルしている面です。
間違えやすい部分なので、貼る前に確認しましょう。
3:あて布の使用
ワッペンに直接アイロンをかけると、デザインが損なわれることがあります。
綿100%の無地のハンカチや手ぬぐい、見当たらなければクッキングシートをあて布として使用します。
4:アイロンをかける時間と方法
あて布の上からアイロンを5~10秒間、強く押し付けます。
このとき、アイロンを動かさずに、一定の圧力を保つことが重要です。
大きなワッペンの場合は、全体に均等に熱が伝わるように部分ごとに繰り返し加熱します。
5:冷却時間
アイロン後は接着面が完全に乾くまで15分程度待ちます。
この間にワッペンを触ったり動かしたりすると、接着が不完全になる可能性があります。
これらのステップを踏むことで、洗濯後もワッペンが取れにくい仕上がりになります。
□ワッペンをつける際のポイントとは?
ワッペンをつける際のポイントは、素材やアイテムに応じて変わります。
以下では、ナイロンやポリエステル、ニット素材、水泳帽など、特定の素材やアイテムに対する注意点をご紹介します。
*ナイロン・ポリエステル素材への注意
ナイロンやポリエステル素材にワッペンをつける際は、高温でのアイロンが禁物です。
溶けてしまうリスクがあるため、低温設定で丁寧に接着する必要があります。
また、アイロンをワッペンの上だけに限定して使用し、周りの素材には熱が加わらないように注意しましょう。
*ニット帽やセーターへの注意
ニット素材は伸縮性があるため、縫い付ける方法が推奨されます。
アイロンでの接着はデコボコした表面により困難で、接着不良の原因になりやすいです。
また、着用時に伸びる可能性がある場合は、少し伸ばした状態でワッペンをつけることがポイントです。
*水泳帽への注意
水泳帽へのワッペン付けは、縫い付ける方法のみが適しています。
アイロンは使用できません。
水泳帽は伸縮性が強いため、縫い付ける際は少し伸ばした状態で行うことが重要です。
これにより、着用時にワッペンが突っ張ることを防ぎます。
□まとめ
本記事では、ワッペンが取れた時の対処法と、取れにくいワッペンの付け方について解説しました。
布用接着剤を使用する方法と、縫い付ける方法にはそれぞれ特徴があり、状況に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。
また、ナイロンやポリエステル、ニット素材、水泳帽など、素材やアイテムによってワッペンの付け方には異なる注意点があります。
素材の特性を理解し、適切な方法でワッペンを付けることが大切です。
ワッペンはアイテムに個性を加えるだけでなく、補修としても役立ちます。
この記事を参考に、愛着のあるアイテムを長く楽しむための一助としていただければ幸いです。