情報ブログ

Home > 情報ブログ > ワッペンの素材をご存知でしょうか?生地や糸の種類について解説します!

ワッペンの素材をご存知でしょうか?生地や糸の種類について解説します!

情報ブログ

2021.05.28

「オリジナルワッペンをつくりたいけれど、どの生地を使えば良いかわからない」
「ワッペンと相性の良い素材を知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。

今回は、ワッペンの素材について説明します。
正しいつけ方もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

□ワッペンの生地について

まずはワッペンの生地を3種類紹介します。

1つ目の生地は、ツイル生地です。
平らな表面と斜めに入る織りスジ、若干の光沢が特徴的な生地です。
表面が平らなので、細かい文字も表現しやすく、よく使用される生地の1つです。

2つ目の生地は、クロス生地です。
糸で織った生地であり、光沢があります。
高級感のある質感が人気の生地です。
スポーツ関連のワッペンによく使われます。

3つ目の生地は、フェルト生地です。
アップリケやぬいぐるみなどにも使われる生地です。
光沢がなく、表面が起毛がかっているのが特徴です。
やわらかい質感で、かわいいデザインと相性が良いです。

当社では、ワッペンの土台となる生地をポリエステルツイル生地、エンブクロス生地、フェルト生地の3種類からお選びいただけます。
説明だけではどの素材が良いかわからないという方向けにサンプル生地もご用意しております。
ワッペンの素材を考える上でご不明点がありましたらお気軽にご相談ください。

 

□ワッペンの糸について

ワッペンに使用する糸にも種類があります。
ここでは3つの糸を紹介します。

1つ目は、レーヨン糸です。
光沢のある糸で、やわらかくきれいな仕上がりにできます。
豊富な色数が魅力で、お探しの色がきっと見つかるでしょう。

2つ目は、マーブル糸です。
1本の糸を複数の色で染めた糸です。
世界に1つだけの刺繍をつくれます。

3つ目は、ラメ糸です。
ラメのフィルムを細く切った平糸です。
キラキラと輝く刺繍を施せます。

当社は、豊富な色数の刺繍糸をご用意しております。
ラメ入りやマーブル色の刺繍糸も取り扱っております。
きれいな実物をぜひ見ていただきたいので、お近くの方は当店までお越しください。

 

□ワッペンと相性の良い素材とは?

ここでは、ワッペンと相性の良い素材と悪い素材について説明します。

アイロンタイプのワッペンは、ナイロンやアクリルなどの素材と相性が良くないです。
これらの素材は熱に弱く、水が染み込みにくいです。
そのため、ワッペンののりが接着しづらいです。
また、厚みがあり伸び縮みするニットのような素材もアイロンタイプのワッペンと相性が良くないです。

逆に、熱に強い綿や麻などはアイロンタイプのワッペンと相性が良いです。
綿の中でも特にデニムとは相性が良く、ワッペンをつけることでおしゃれにできます。

厚手でハリがある素材は、ピンタイプのワッペンと相性が良いです。
厚手の素材であればワッペンの重量にも耐えられる上に、簡単にとり外しができます。

縫い付けタイプのワッペンは専用のボンドを使うと、縫う必要もなくつけられます。
そのため、さまざまな素材と相性が良いです。

当社は、アイロンの熱で溶けて接着する専用のシートをワッペンに貼り付けた状態でお届けしております。

 

□とれないワッペンのつけ方とは?

一度つけたワッペンがとれにくくなるように、正しいワッペンのつけ方を知っておきましょう。
ここでは、アイロンタイプのワッペンの一般的な接着方法を説明します。

まずは、アイロンを中温に設定し、温めておきます。
温度が高すぎるとワッペンが傷んでしまいます。
温度に関しては、接着前に一度確認しておきましょう。

次に、生地をしっかりと伸ばします。
しわがない状態で、ワッペンをつけたい位置に置きます。
この際、つるつるした接着面を下向きにして置きます。
接着面は意外と間違えやすいので気をつけましょう。

その後、アイロンをかけます。
あて布をしてアイロンをかけるのがポイントです。
アイロンをあて布の上からあてることで、刺繍の風合いを保てます。
あて布は綿100%の手ぬぐいやハンカチを使用するのが良いでしょう。

アイロンは横に動かさず、真上から強く押しあてます。
横に動かすと、接着面がはみ出したり、ワッペンがずれたりするので気をつけましょう。
5~10秒でアイロンを離し、同じ作業を5、6回くり返します。
ワッペンが大きい場合は、全体にアイロンがあたるように意識しましょう。

最後に、接着面が乾燥するまで冷まします。
接着ができていない状態でさわってしまうと、とれやすくなります。
はやる気持ちを抑えて、少し待ちましょう。

ワッペンを補強する工夫として、ワッペンの隅や角を糸でとめるというものがあります。
角を糸でとめておくだけでも、安心感は増します。
ワッペンよりも色が薄い糸を使うと、縫い目が目立ちにくいです。

 

□まとめ

ワッペンでよく使用される生地と糸をご紹介しました。
当店では、3種類の生地と豊富な色数の刺繍糸をご用意しております。
また、ワッペンと相性の良い素材についても解説しました。
オリジナルワッペンの製作をお考えの方は、当社までお気軽にご相談ください。

 

刺繍屋、ワッペンなら大阪にある林ネーム刺繍の刺繍屋.jpへ

 

刺繍の相談窓口