「素敵なデザインの刺繍を作りたいけど、どのような方法があるか教えて欲しい」
刺繍を作る時は、基本となるステッチをマスターしましょう。
世界に1つだけのオリジナル作品を作成してください。
この記事では、刺繍の基本ステッチと刺繍のメリットとデメリット、用意する物やお手入れ方法について詳しく解説します。

□刺繍の基本ステッチとは

刺繍には、基本のステッチが数種類あります。
それぞれの方法を習得するとデザインのバリエーションが増えるだけでなく、作品作りがよりスムーズにできます。
「いろいろなキャラクターや動物の刺繍を作れるようになりたい」
刺繍はマスターできるといろいろな柄を作成できます。

そして、小物やTシャツに刺繍を施すことで世界に1つだけのオリジナル作品を作れるのです。
まずは基本となるステッチをマスターして、刺繍づくりをできるようになりましょう。

1つ目は、ストレートステッチです。
小さな線だけでなく、組み合わせる方法によっては複雑な絵柄を描けます。
ストレートステッチをする時のコツは、糸がばらけないようにそろえて刺しましょう。

2つ目は、ランニングステッチです。
これも、刺繍をする時は必ずマスターするべき方法です。
単純な線だけでなく、他の方法と組み合わせることで模様も作れます。
子供も簡単にできるため、ぜひ一緒にチャレンジしてみてくださいね。

3つ目の方法は、バックステッチです。
細くてはっきりとした線を描きたい時に使用します。
糸目はそろえた方が綺麗に写りますが、多少そろっていない部分があっても手作り感が感じられてとても可愛らしい印象となります。

4つ目の方法は、アウトラインステッチです。
シャープでくっきりとした線を描けます。
コツは、並べて刺すことです。

そうすることで、面を埋められます。
また、曲線を描く時は針目を細かくすることで綺麗に刺せます。

5つ目の方法は、チェーンステッチです。
デザインの特徴は、輪が繋がったチェーンのように見えることです。
針目によって大きく印象が変わり、針目を長くするとシャープな線を描けます。

また、曲線を描く時は針目を細かくしましょう。
そうすることで、なめらかな曲線を描けます。

6つ目の方法は、サテンステッチです。
面を埋めるときに使用します。
上手に仕上げる方法は、詰めすぎない程度に、平行に糸を並べるように刺すことです。
最初に基準となる線を刺しましょう。

7つ目の方法は、フレンチノットステッチです。
糸の本数や針に巻く数、太さでノットの大きさが変わります。
ノットの大きさによって全体のデザインの印象も変わるため、様々な条件を変えてみて見比べてみましょう。

8つ目の方法は、レゼーデージーステッチです。
この刺し方を習得すると、花びらや小さな葉っぱが簡単に刺せます。
糸の引き具合や針目の長さによってもデザインの印象が異なります。

□刺繍のメリットとデメリットとは

1つ目のメリットは、高級感があることです。
刺繍はプリントでは作成できない立体感や高級感があります。
無地のTシャツに小さな刺繍ワッペンをつけるだけでも、プリントとは異なる存在感がありますよね。
それだけでなく、個性も強く出てきます。

2つ目のメリットは、洗濯に強いことです。
刺繍はプリントよりも洗濯に強いです。
プリントデザインは数回の洗濯で色が落ちることやひび割れることがあります。

しかし、刺繍ではその心配はありません。
乾燥機を使用しても問題無いため、毎日洗濯をする主婦にとっては大きな味方になります。
ただし、何度も洗濯すると色移りや縮みが発生する可能性があるため、注意しましょう。

3つ目は、細かいデザインも再現できることです。
複雑なデザインにするほど時間がかかりますが、その分完成したときに得られる達成感は計り知れません。

デメリットの1つ目は、色や形状に限界があることです。
プリントでのデザインよりも、発色やグラデーションには限界があります。
また、あなたが住んでいる場所の近くには購入できる刺繍糸の色の種類に限界がある可能性があります。
従って、そもそも簡単に道具を入手できない可能性があります。

2つ目は、向いていない生地があることです。
初心者の方は、柔らかくて通常の厚みの生地で刺繍をしましょう。
薄すぎる生地や硬い生地だと、失敗する恐れがあります。

□用意する物やお手入れ方法とは

刺繍をする時に用意するべき物は、図案やトレーサー、刺繍糸、糸切りばさみなどです。
刺繍をしたアイテムを洗濯するときは、手洗いをしてできるだけ優しく扱いましょう。
洗濯をすると、どうしても色落ちが発生する可能性があるため、注意しましょう。

アイロンをするときは当て布をして軽く滑らすことを意識しましょう。
強く押すことで立体感が損なわれてしまう可能性があります。

□まとめ

今回は、刺繍の基本ステッチと刺繍のメリットとデメリット、用意する物やお手入れ方法について詳しく解説しました。
刺繍は立体感があり、高級感があります。
また、技術がついてくると細かいデザインも描けるになります。
ぜひマスターして、オリジナルのアイテムを作成してください。

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