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ワッペンか刺繍かお悩みの方へ!刺繍の選び方と生地について解説します!

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2022.05.14

刺繍アイテムをお考えの方の中には、ワッペンか直刺繍のどちらにしようかお悩みの方は多いと思います。
ワッペンと直刺繍には、それぞれ向き不向きがあります。
そこで今回は、ワッペンと直刺繍それぞれに向いている方、土台生地の種類を紹介します。
また、刺繍ワッペンのメリットも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

□ワッペンと直刺繍それぞれに向いている方とは?

 

*ワッペンに向いている方

まずは、大量のアイテムを作りたい方はワッペンがおすすめです。
ワッペンは、生地に直接刺繍しないので、複雑なデザインのものをたくさん作るのに適しています。
また、ワッペンはサンプルが作れるため、試行錯誤が可能で、満足するまで色や質感を確認しながら作れます。

そして、複雑な刺繍を依頼したい方もワッペンがおすすめです。
先ほど述べたように、ワッペンは複雑なデザインのものを作るのに適しています。
ワッペンは、直刺繍とは違って、刺繍の向きや生地の強度を気にする必要がないので、高いデザイン性を持ちます。

また、肌が敏感な方もワッペンがおすすめです。
直刺繍だと、裏の糸が肌に当たってチクチクします。
ワッペンは、裏に糸が出ないので、肌を傷付けずにアイテムを使えます。

また、1枚当たりの単価を下げたい方もワッペンがおすすめです。
ワッペンは、直刺繍とは違って、サンプルが作れるので、ハードルが下がります。
その分、製作者の労力やストレスが減り、単価を下げられます。

 

*直刺繍に向いている方

直刺繍に向いている方は、高級感のある刺繍を施したい方です。
直刺繍は、生地に直接刺繍します。
そのため、刺繍の存在感が出て、同時に高級感も演出できます。
贈り物には直刺繍がおすすめです。

また、ちょっとした刺繍を付け足したいという方も直刺繍がおすすめです。
直刺繍は、アレンジを少し加える程度なら向いています。
しかし、刺繍ミシンでは刺繍しにくい箇所があることに注意しましょう。
刺繍する場所にさえ気を付ければ、唯一無二のアイテムを作れます。

他にも、アイテムを少量だけ作りたい方は直刺繍が向いています。
ワッペンは大量生産に向いていますが、一点物の場合は直刺繍の方が向いています。
価格も直刺繍の方が安い傾向があります。
しかし、オリジナルデザインの場合は、価格が変わるので注意しましょう。

そして、完全なオリジナルアイテムを作りたいという方も直刺繍がおすすめです。
直刺繍は、手間と費用がかかります。
それでもこの世に一つだけの完全オリジナルアイテムが欲しいとお考えの方は、直刺繍を選びましょう。

 

□刺繍ワッペンのメリットをご紹介!

刺繍ワッペンは、直刺繍とは違って、土台となる生地が存在します。
ここでは、その刺繍ワッペンのメリットを紹介します。

1つ目は、肌触りが良いことです。
刺繍ワッペンは、肌に当たっても柔らかく、肌触りがとても良いです。
また、裏面に熱接着のホットメルトを付けられるので、熱圧着だけでも刺繍ワッペンを貼り付けられます。

2つ目は、刺繍できない生地への二次加工ができることです。
ニットのような目が粗い生地には刺繍ができません。
しかし、刺繍ワッペンはステッチで止めるだけで縫い付けられます。

3つ目は、品質が安定していることです。
直刺繍の場合は、刺繍の針が多いほど圧力がかかるので、周りの生地がつれたり、刺繍箇所が歪んだり、固くなったりする可能性があります。
しかし、刺繍ワッペンは後加工が可能なので、これらの心配をする必要はありません。
また、刺繍ワッペンには、直刺繍とは違った立体感やデザイン性もあります。

 

□土台生地の種類をご紹介!

ワッペンの場合は、色やデザインも大事ですが、生地によっても印象が変わるので、土台となる生地も重要なポイントになります。
ここでは4種類の生地を紹介します。

1つ目は、ツイルです。
ツイルは、表面に凹凸がないため、マッドな印象に仕上がります。
洗濯にも耐えるほどの強度を持つことが特徴です。
落ち着いた色が多いので、無難にいきたい方はおすすめです。

2つ目は、エンブロンクロスです。
エンブロンクロスは、光沢感があって、上品さや高級感を出せます。
見た目重視の方にはおすすめですが、ツイルほどの強度はないので注意しましょう。

3つ目は、フェルトです。
フェルトは、柔らかい風合いで衣類によく馴染みます。
ワッペンと衣類の違和感をなくしたい方におすすめです。
生地が柔らかいので、強度が高くないことには注意しましょう。

 

□まとめ

今回は、ワッペンと直刺繍それぞれに向いている方と、刺繍ワッペンのメリット、土台生地の種類を紹介しました。
ワッペンと直刺繍それぞれの特性を理解して選ぶようにしましょう。
刺繍アイテムをお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。

 

 

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