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オリジナルTシャツ作成の流れとポイント

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2020.05.14

オリジナルTシャツは、チームの団結力を引き上げるため、イベントを良い思い出にするために高い効果を発揮するものです。
しかし、初めてだとなかなか勝手がわからないものではないでしょうか。
この記事では、オリジナルTシャツ作成の流れを、デザイン決定から納品まで、分かりやすくステップごとに解説します。

それぞれの工程で重要なポイントや、価格に影響する要素についてもご紹介します。

初めてオリジナルTシャツを作る方も、安心して制作を進められるよう、具体的なアドバイスも盛り込んでいますので、ぜひ最後までお読みください。

 

デザインを決める

 

*デザインの構想と作成ツール

まずは、オリジナルTシャツのデザインを決めましょう。
どのような形のTシャツを選ぶか、カラーはどうするか、どのような模様をプリントするかを考えていきます。
プリント部分を考える際は、後の入稿のことも考えて、デザインツールで作っておくとなお良いでしょう。

デザインツールとしては、Adobe IllustratorやPhotoshopなどのプロ向けのソフトから、Canvaなどの初心者でも使いやすいオンラインツールまで、多くの選択肢があります。

使用するツールによって、デザインの表現力や作成にかかる時間、費用などが変わってきますので、自分のスキルや予算に合わせて最適なツールを選びましょう。

デザインを考える際に注意するポイントは、デザインを複雑にしすぎないことです。
色を少なくすると、安くなるプリント方法が多く、後で選択肢が広がります。
とはいえ、実現できないデザインはほとんどないので、自由にデザインしましょう。

 

*デザインデータの仕様と注意点

 

デザインデータを作成する際には、印刷業者から指定されている仕様を必ず確認しましょう。

解像度、ファイル形式、カラーモードなどが適切でないと、印刷結果に影響することがあります。

高解像度のデータで作成することで、より鮮明で美しい仕上がりになります。

また、著作権や肖像権に配慮することも重要です。

他者の著作物を無断で使用すると、法的問題に発展する可能性がありますので、オリジナルデザインの作成、またはフリー素材の利用、もしくは権利者への許諾を得るなど、適切な方法を選択しましょう。

 

 最適なTシャツ素材とプリント方法を選ぶ

 

*Tシャツ素材の種類と特徴

 

Tシャツの素材は、着心地や耐久性、価格に大きく影響します。

代表的な素材として、綿、ポリエステル、ナイロンなどがあります。

綿は肌触りが柔らかく、吸水性・通気性に優れているため、着心地を重視する方におすすめです。

ポリエステルは耐久性が高く、速乾性に優れているため、スポーツウェアなどに適しています。

ナイロンは軽量で速乾性に優れていますが、熱に弱いという特性があります。

それぞれの素材の特徴を理解し、目的や用途に合った素材を選びましょう。

素材の厚みも重要で、オンス(oz)という単位で表されます。

オンスが高いほど生地は厚く、丈夫で高価になります。

 

*プリント方法の種類と比較

 

プリント方法も、デザインの仕上がりや価格に影響を与えます。

主なプリント方法には、シルクスクリーン、インクジェット、転写プリントなどがあります。

シルクスクリーンは、大量生産に向いており、鮮やかな発色と高い耐久性を期待できます。

インクジェットは、フルカラー印刷が可能で、細かいデザインにも対応できますが、耐久性はシルクスクリーンに劣る場合があります。

転写プリントは、様々な素材に対応できますが、発色の鮮やかさや耐久性はプリント方法や素材によって異なります。

それぞれのプリント方法のメリット・デメリットを比較検討し、デザインや予算、納期などを考慮して最適な方法を選びましょう。

 

*素材とプリント方法の組み合わせ

 

Tシャツの素材とプリント方法の組み合わせは、仕上がりに大きく影響します。

例えば、綿素材にはインクジェットやシルクスクリーンが適していますが、ポリエステル素材には転写プリントの方が適している場合があります。

素材とプリント方法の相性について、印刷業者に相談してみるのも良いでしょう。

また、プリントするデザインの色数も価格に影響します。

単色プリントの方がフルカラープリントよりも安価になる場合が多いです。

 

印刷方法を決める

 

オリジナルTシャツを作成するのに意外と重要になるのが、印刷方法です。
デザインや注文枚数によって適したプリント方法があり、プリント方法によって値段や完成品の質感が変わってきます。
ここでは代表的な4つのプリント方法をご紹介します。

 

*大量プリント向きのシルクスクリーン

大量生産に向いた定番のプリント方法で、市販のTシャツでもよく利用されています。
柄、色ごとに版と呼ばれる型を作り、その版にインクを入れ、生地に乗せて刷ります。
インクを使うので、金銀、蛍光色にも対応しています。

柄、色ごとに版を作るため、複雑なものをプリントするとその分値段が高くなります。
ただし、大量生産に向いたプリント方法なので、シンプルな印刷を大量に行う場合に有力な候補となるでしょう。

 

*ステッカー風のフルカラー転写

フルカラー転写は、特殊なシートにカラーコピー機でプリントし、高温で圧着し転写させる方法です。
手書きのイラストや写真をそのままの雰囲気でプリントでき、多くの色を使ってもお値段は変わりません。
仕上がりはステッカーを貼ったような風合いになります。

 

*ユニフォームにはカッティング圧着

着色されたシートを使い、カッティングプリンターで文字やデザインの形を切り出して、Tシャツに圧着するプリント方法です。
デザインを少し変えながら何枚も作成できるので、背番号や個人名が必要なユニフォームに使われます。
着色されたシートを使うため、色が制限され、複雑なデザインができないことに注意しましょう。

 

*1枚からOKのダイレクトインクジェット

カメラやパソコンから取り込んだデータの通りに、顔料インクで直接生地を染める方法です。
インクを吹きかけるため、プリント部分がゴワゴワせず、繊維本来の通気性・吸水性を損なわない優しいソフトな風合いに仕上がります。
元データのみからプリントを行えるので、1枚から対応できて、少数のプリントでお値段を抑えられるプリント方法です。

これら4つが、オリジナルTシャツを作る際の主な候補です。
なお、昇華転写といったプリント方法もあります。
ただ、これはポリエステル素材、白生地限定のプリント方法であることを知っておきましょう。

ここまでは代表的なプリント方法をご紹介してきましたが、場合によっては刺繍加工といった手もあります。

比較的注文枚数が少ない、あるいはデザインが小さい場合、刺繍加工によって高級感を演出するのが良い選択になるかもしれません。
ユニフォームのロゴなどに使えば、チームの士気も上がることでしょう。
予算がある場合に検討してみてください。

 

 見積もり・入稿する

 

ここまで終わったら、業者に見積もりを依頼しましょう。
金額に納得できたらデザインを入稿します。

入稿の際は、できれば画像データのようなしっかりとした形式でデザインを入稿しましょう。
手書きのデザインを受け付けてもらえる場合もありますが、修正に追加料金がかかります。

デザインを入稿し、プリントイメージを確認したら注文です。

 

 *発注から納品までの流れ

 

業者を選定し、発注が完了したら、納期を確認しましょう。

納期は、デザインの複雑さ、枚数、プリント方法、業者の混雑状況などによって異なります。

納期に余裕を持って発注することが重要です。

発注後、デザインの最終確認を行う機会が設けられていることが多いので、細部まで確認しましょう。

納品されたTシャツは、すぐに検品を行い、問題がないかを確認しましょう。

 

*トラブル発生時の対応

 

万が一、納品されたTシャツに問題があった場合、速やかに業者に連絡を取りましょう。

問題の内容を明確に伝え、迅速な対応を求めることが大切です。

業者との良好なコミュニケーションを維持することで、トラブルをスムーズに解決できる可能性が高まります。

 

まとめ

 

この記事では、オリジナルTシャツ作成の流れをデザイン決定、素材・プリント方法の選定、発注から納品まで、段階的に解説しました。

それぞれの工程で重要なポイントや、価格に影響する要素を理解することで、スムーズにオリジナルTシャツを作成できます。

初めてオリジナルTシャツを作る方も、この記事を参考に、自分だけの特別なTシャツを制作してみてください。

デザインの構想から、業者選び、そして完成品を受け取るまで、各ステップで注意すべき点を理解し、計画的に進めることで、満足のいくオリジナルTシャツが完成するでしょう。

 複数の業者に見積もりを依頼したり、サンプルを確認したりするなど、事前に準備をしっかり行うことが成功への近道です。

 そして何よりも、自分らしいデザインを創造し、制作過程を楽しむことが大切です。

当社では様々なTシャツやプリント方法を取り揃えており、また刺繍やワッペンにも対応しております。
オリジナルTシャツを作成する際は、ぜひご利用ください。

 

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