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刺繍初心者の方へ向けて刺繍に便利なグッズと基本を紹介します!

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2021.09.28

刺繍は布上に糸を使用して文字やイラストを描く手法ですが、なかなかうまく刺繍ができないとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、基本を学んでおくことで、刺繍がうまくなるとともに、応用を効かせられます。
今回は、刺繍初心者のために、刺繍の基本、必要な道具、応用を紹介します。

 

□刺繍に必要な道具とは?

最初に刺繍に必要な道具を紹介します。
刺繍の道具と聞いて思い浮かぶのが、刺繍糸と刺繍針でしょう。
刺繍糸と刺繍針についてくわしく紹介していきます。

 

*刺繍糸の選び方とは?

最初に刺繍糸について紹介します。

1つ目は、12番糸です。
刺繍糸で良く使われる番手は25番糸ですが、その次に使われているのは5番糸です。
この5番糸を細くしたものが12番糸で、シャープな印象を与えられます。

2つ目は、レーヨン糸です。
光沢があって、柔らかいのが特徴です。
また、くにゃくにゃしている布に刺繍を行う際に便利です。

3つ目は、麻糸です。
これは、ガサッとした肌触りがあります。

4つ目は、絹糸です。
これは、名前の通り絹からできていて、絹糸特有の光沢があるのと柔らかいのが特徴です。

5つ目は、毛糸です。
ふんわりとした見た目になり、刺繍が完成した際に柔らかさを表現できる糸です。

6つ目は、花糸です。
これは、艶消しでシャープな印象を表現したい場合に使用します。

 

*刺繍針の選び方とは?

次に刺繍針の選び方について紹介します。
布や糸に対して刺繍針を適切に選ぶことで、より刺繍が行いやすくなったり、仕上がりが良くなったりします。
選び方を解説しますので、皆さんもぜひ参考にしてみてください。

1つ目のポイントは、糸を針の穴に通しやすく、布に引っ掛かりにくいものを選ぶことです。

糸が細い場合は、糸に合わせて細い針を選びましょう。
このときに針が太いと、針の穴が目立ちます。
糸が太いものを選んだ場合は、糸と合わせて太めの針を選びます
こちらも細い針を使用した場合は、糸を布に通す際にこすれて毛羽が立つ場合があります。

このように、糸の太さに合った針を選択できないと、縫いにくかったり完成した際に完成度が低くなったりします。

2つ目のポイントは、リボン刺繍やビーズ刺繍などの特殊な刺繍を行う場合は専用の針を使用することです。
他には、クロスステッチ布、メッシュ布などの目が粗い布を刺繍する場合は針の先が丸くなっているクロスステッチ針を使用すると刺しやすくなります。

以上が針の選び方です。
針を選ぶ際には使用する糸との相性を考慮するのが大切ですね。

 

□刺繍の基本を解説します!

次に刺繍をする際の基本を紹介します。
ここでは、使用する機会が高い刺繍の方法を紹介します。

1つ目は、ランニングステッチです。
一般的には並縫いと呼ばれており、最も基本となる直線的な縫い方です。

2つ目は、バックステッチです。
これは、線をつくる際に使用する縫い方です。
他にも刺繍でイニシャルをつくったり、イラストを作成したり、さまざまな場面で使用できる縫い方です。
また、カジュアルな雰囲気になるので、ハンドメイドのような雰囲気を強調できます。

3つ目は、アウトラインステッチです。
これはバックステッチと同じように、線をつくる際の縫い方です。
特徴として立体的に感じられることが挙げられます。
滑らかに曲線をつくりたい場合におすすめです。

4つ目は、チェーンステッチです。
これは、鎖のような縫い目が特徴です。
使用方法として、イニシャルをつくったり、模様をつくったりすることが挙げられます。
特に、イラストの輪郭の内側をチェーンステッチで埋めるのはおすすめの使用方法です。

 

□1つ上の完成度を目指す方法とは?

次に完成度をあげるために行うことを紹介します。

1つ目は、フレンチノットステッチです。
これは、布上に小さい粒のような縫い目をつくる方法です。
小さく点として出るので、立体感を表現できるのが特徴です。

最初に布の裏から点をつくりたい部分に針を手前に通します。
次に玉結びをつくるように、作りたい玉の大きさに合わせて、針に糸を3回ほど巻きます。
最後に針と糸を全て引いて、結び目ができると成功です。

2つ目が、サテンステッチです。
これは、輪郭の中などの面を糸で覆う刺繍方法です。

1つ目に作りたい図の内側に並縫いと1針だけ返して、余った糸は処理します。
次に輪郭に沿って裏から表に向けて糸を刺し、その反対の輪郭線の上を表から裏に針を刺して糸を整えます。
2つ目は、最初に輪郭に沿って裏から表に糸を刺した場所の隣の位置に裏から表に向かって針を刺します
3つ目に今まで作った縫い目と平行に最初に針を刺した場所の反対側の隣の位置に表から裏側に針を刺します。

2つ目と3つ目を繰り返して絵柄をつくります。

以上で表現の幅が広がるステッチの紹介は終了です。
他にもあるので、刺繍が上達したら挑戦してみましょう。

 

□まとめ

今回は刺繍初心者のために、刺繍の基本、必要な道具、応用を紹介しました。
刺繍が成功するかどうかは、刺繍に使用する糸と相性が良い針を選べるのかという部分から影響します。
ある程度は慣れの問題もあるので、刺繍初心者の方は上達できるようにどんどん刺繍に挑戦してみて下さいね。

 

 

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