情報ブログ
刺繍で花をデザインしたい方注目!花の図案を考えるポイントを解説します!
情報ブログ
2022.11.28
これから刺繍を始めたい方は、最初に何を作るか、テーマは決めてありますか。
今回は、初心者の方でも比較的作りやすいお花の刺繍のテーマを紹介します。
基本的なステッチからお花の刺繍の手順、簡単に作れる図案まで用意しているので、ここからお花の刺繍に興味を持っていただけますと幸いです。
□代表的なステッチを5つ紹介します!
1つ目は、ストレートステッチです。
こちらはステッチの中でもかなりシンプルなもので、1針で1つの直線を描きます。
直線の長さを変えることで、長めの直線から円まで様々な図形を描けます。
使い方や組み合わせ次第で様々な図形が描けるので、アレンジにも挑戦してみてください。
2つ目は、ランニングステッチです。
こちらは針を等間隔に、表裏に出し入れするステッチです。
そのため、縫い目は等間隔に、点滅するように現れます。
糸を引きすぎると縫い始めた側が引っ張られてしわになってしまい、反対に足りないと縫い終わった側が引っ張られて浮いてしまうため、注意しましょう。
3つ目は、バックステッチです。
こちらは前者に比べて少し複雑な縫い方で、主に細い線を描くときに使います。
バックステッチでは、一度刺した場所に戻って縫うことで、縫い目が現れていない部分に縫い目をつけられます。
点線ではなく実線を描きたい方は、バックステッチを使いましょう。
4つ目は、アウトラインステッチです。
基本的なステッチでありながら、線に立体感を出せる点が特徴です。
名前のように目立たせたい場合や、輪郭を描く際に使いましょう。
5つ目は、チェーンステッチです。
その名の通り、鎖のような模様になるステッチです。
糸の太さで印象が大きく変わり、細かな線から面を埋める役割まで、様々な場面に対応できます。
□花の刺繍の手順を解説します!
花に限らず、どの刺繍でも共通して行う準備があります。
それは、図案の用意です。
自分でデザインした刺繍を作りたい方は、まずは描きたいデザインを用意しましょう。
しかし、図案はインターネットにて無料でダウンロードや印刷ができるため、デザインしなくても問題ありません。
まずは刺繍を始めてみたい、という方はインターネットで図案をダウンロードしましょう。
図案を用意したら、その図案を布に移します。
そのために、トレーシングペーパーを用意しましょう。
こちらは、上からなぞると下にある紙や布になぞった部分を写してくれる紙です。
この上からセロファンを重ねると、トレーシングペーパーが破れにくくなって快適に作業できます。
ただ、セロファンがなくても作業はできるため、スムーズに作業できるか心配な方のみ用意しましょう。
布に図案を写し終えたら、写した布を刺繍枠に張ります。
この際、図案が真ん中に来るように布を張りましょう。
この作業を終えると、いよいよ刺繍を始めます。
お花におしべやめしべも描く場合、まずは外側の花びらを縫ってから、中央のおしべやめしべを縫います。
花びらの大きさによって、線で表現する場合も、面で表現する場合もあります。
種類によって縫い方が大きく異なるため、自分が気にいったデザインや、作れそうだと思ったデザインから始めましょう。
□お勧めの図案を4つ紹介します!
1つ目は、ミルフラワーステッチです。
こちらのメリットは、非常に簡単に描けることです。
図案の線に沿って縫う必要がなく、初心者の方にお勧めです。
円と直線が縫えれば描けてしまうので、練習や力試しとしていかがでしょうか。
同じものをいくつか縫えば花柄のようにもなります。
デザインがシンプルな分、配置を工夫してみましょう。
2つ目は、ブランケットステッチです。
こちらも複雑な図案に沿って縫う必要がないため、初心者にお勧めです。
ミルフラワーステッチに比べると少々複雑ですが、三角形を円状に並べるだけで描けます。
ミルフラワーステッチでは物足りない方は、こちらに挑戦してみましょう。
3つ目は、フレンチナットステッチです。
ここからは、本格的なお花の刺繍になります。
難易度が上がる分、花に立体感が出て、本格的な作品に仕上がります。
刺繍のスキルが上がってきた、新しい作品に挑戦してみたいなどの要望がある方は、こちらに挑戦してみましょう。
この方法で描けるお花は、ラベンダーやかすみ草などのお花ですので、他のお花に添えて描いたり、複数描いて花柄にすると良いでしょう。
4つ目は、サテンステッチです。
こちらは、花びらのデザインではなく花の葉を描くためのデザインです。
お花だけでは飽きてきた、お花の横に何か添える物を描きたい、とお考えの方にお勧めです。
立体感のあるデザインで、花を引き立ててくれるでしょう。
□まとめ
今回は、刺繍で花をデザインする方法について、基本的な縫い方から、お勧めの図案まで解説しました。
これから刺繍を始める方は、今回紹介した簡単な図案で、作品を作りながら練習してはいかがでしょうか。
この記事が皆様のお役に立てますと幸いです。