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手縫いワッペンを作りたい方必見!必要な道具やおすすめのステッチを解説します!
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2023.10.28
洋服やカバン、帽子をおしゃれにする際に、ワッペンは便利なものです。
特に、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、お子さんが幼稚園や保育園に行く時のカバンや帽子にワッペンを取り付けたいという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方に向けて、ワッペンを自作するために必要な道具や材料、そして実際の方法を紹介します。
□手縫いワッペンを作る際に必要な道具
手縫いワッペンを作る際は、以下の道具と材料を用意しましょう。
・刺繍糸(100円ショップで買えるもので大丈夫です)
・針(針穴が2~3本取りの刺繍糸が通る大きさのもの)
・布(刺繍する生地)
・厚手の接着芯かフェルト(刺繍する生地に重ねて使用するもの)
・刺繍枠(これがあると綺麗に刺繍できます)
・両面接着芯(ワッペンをアイロン接着させる場合に用意)
・アイロン(接着芯を使用する場合に用意)
・ハサミ(布や刺繍糸を切るためのもの)
・トレーシングペーパー(下絵を描き写す)
・コピーペーパー(布に下絵を描き写す)
・下絵(ご自身で描いたものやプリントしたもの)
厚手の接着芯かフェルトは、ワッペンに厚みを出すのはもちろん、刺繍を施した生地がほつれた場合でも土台が残るようにするために必要なものです。
特に、薄い生地を使う場合は必ず用意してくださいね。
一方で、生地に下絵を直接描く場合は先ほど紹介したトレーシングペーパーやコピーペーパーは必要ありません。
代わりに、下絵を描くためのチャコペンを用意してください。
また、ハンコを布に直接押して下絵にする場合もあります。
このように、下絵の準備の仕方には様々な方法があります。
ご自身に合った下絵を布に写す方法を検討してくださいね。
□ワッペンを手縫いする際におすすめのステッチ
ワッペンを手縫いする際は、おすすめの縫い方があります。
これから紹介する縫い方をマスターしてきれいにワッペンを付けられるようにしましょう。
*たてまつり縫い
この縫い方では、まず布の裏側から針を入れ、ワッペンの表側から糸を出します。
そこから針を出した部分の真上に針を入れます。
その後、布をすくったら、ワッペンの斜め前あたりに針を出します。
この手順を何度も繰り返しましょう。
縫う際のポイントは、布の端に対して直角に刺すことと、縫う間隔が均等になるようにすることです。
*バックステッチ
まず、布の裏側から針を刺して、ワッペンの表側に糸を出します。
糸を出したら、そこから1針戻って針を表側から刺します。
刺したら、2針先にある布の裏側から針を表側に出して、1目の完成です。
1針戻って針を表側から刺して、2針先の裏側から針を出すという工程を繰り返しましょう。
最後までいったら、布の裏で玉止めをして完成です。
*ブランケットステッチ
先に紹介した2つの方法同様、布の裏側から針を刺し、ワッペンの表側から糸を出します。
糸を出したら、その糸を少し左に流し、針を下から入れ、そのまま針を上に抜きます。
これで1目の完成です。
この工程を繰り返しましょう。
なお、最後の1針は縫われた糸をまたいで刺すようにしましょう。
縫う際のポイントは、等間隔で縫うようにすることです。
また、目の大きさも揃えるとよりきれいになります。
そのため、縫う前に針を通す部分に印等をつけておくと良いかもしれません。
以上が、ワッペンを刺繍する際のおすすめの縫い方です。
ご自身に合った方法で実践してみてください。
□ワッペンの取り付け方
ワッペンはせっかく取り付けられても、後で取れてしまってやり直しなんて場合もあります。
やり直すと再び時間や労力がかかってしまうので、なるべく1回できれいに取り付けたいですよね。
ここでは、後で取れることがないワッペンの取り付け方を手順に沿って紹介します。
1.ワッペンを付けたい部分に固定させる
まず、ワッペンを付けたい部分に置きます。
シールタイプであればそのままで大丈夫ですが、乾いた糊が付いているタイプの場合は、マスキングテープやアイロンにも対応できるまち針で固定してください。
2.表側にアイロンを当てる
ワッペンにあて布をして、アイロンを中温で20~30秒押し当ててください。
この際、スチームアイロンでも構いません。
アイロンを当てる際は前後に動かさないで、押し付けるような感じで当てるようにしましょう。
3.裏側にアイロンを当てる
裏側からもアイロンをしっかりと当てます。
裏側からもアイロンを当てることで、ワッペンがしっかりと接着できて、剝がれにくくなります。
アイロンを当て終わったら、ワッペンをいじらずにアイロンの熱が冷めるまで放置しておきましょう。
これでワッペンの取り付けが完了です。
□まとめ
ワッペンを実際にアイロンで取り付ける際は、表側はもちろん、裏側もしっかりとアイロンを当てましょう。
裏側にもアイロンを当てることで、しっかりと接着できますし、後に剥がれる可能性も低くなります。
また、何度も洗濯するようなものにはアイロンではなく、手縫いで縫い付けるのがおすすめです。
当社では、ワッペンの手縫いに関するお悩みも受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。