刺繍ワッペンの付け方にはどのような種類が?ポイントや注意点も併せて解説します!

手作りやクラフトに興味がある方、特に刺繍に目を向けてみたことはありますか。
刺繍は、ただの装飾以上の価値を持つ美しいアートフォームです。

この記事では、刺繍ワッペンの基本的な知識と技術、さらにはその魅力までをご紹介します。
自分だけのオリジナル作品を作る手助けになるよう、具体的なステップとアドバイスを提供します。

 

Contents

□刺繍ワッペンの基本的な付け方とは?

 

*アイロンと手縫いの選択はどちらが適しているのか

ワッペンを付ける方法は、一見シンプルに見えて大きく分けて2つ、アイロンと手縫いがあります。

しかし、この選択は単なる好みや便利さだけで決まるわけではありません。

アイロンワッペンは確かに便利で、多くの人々に愛されています。
特に時間がないときや大量にワッペンを付ける必要がある場合には、アイロンは非常に効率的です。

しかし、生地の種類や用途によっては、手縫いが推奨されるケースも多々あります。
例えば、デリケートな生地や高価なアイテムには手縫いがより適しています。

販売されているものでは裏面に接着シールのついた「アイロンワッペン」が主流ですが、それだけではないのです。
実は、アイロンによって生地が傷んでしまったり、しっかりと付けたつもりでも洗濯で取れてしまったりという問題も潜んでいます。
特に洗濯機を使用する場合、アイロンで付けたワッペンが取れやすくなる可能性があるので、その点も考慮に入れるべきです。

 

*素材ごとの特性を理解する必要があります

特にアクリルやナイロンなど、熱に弱い素材はアイロン接着がおすすめできません。
これらの素材は熱によって傷んでしまう可能性が高いのです。

しかし、それだけではありません。
アクリル・ナイロン・ポリエステル、防水加工されている生地は熱に弱いため傷んでしまう可能性が高く、アイロン接着はおすすめしません。

さらに、これらの素材は通常、アイロンの低温設定でも傷む可能性があります。
そのため、素材によってはアイロンを完全に避け、手縫いのみでワッペンを取り付ける方が賢明です。

また、素材によっては特定の種類の糸や針を使用することが推奨される場合もあります。
例えば、ナイロンやポリエステルのような合成繊維には、専用の合成繊維用糸が最適です。

 

*なぜ補強する必要があるのか

起毛素材や毛糸素材など、表面が凸凹している場合は、手縫いでの補強が必要です。
これは、アイロンだけでは十分な密着が得られないためです。

しかし、その背景にはもう一つ理由があります。
「起毛素材」や「毛糸素材」など、表面に凸凹感のある生地は、アイロンでの接着面が少なくなるため、取れやすくなります。
そのため、手縫いでしっかりと縫い付ける方が、長期間美しい状態を保てます。

また、手縫いで補強する際には、糸の色を生地に合わせることで、より自然な仕上がりになるというメリットもあります。

 

□刺繍ワッペンを手縫いする際のポイント!

1.糸の長さ
手縫いをする際、糸の長さは約50センチが理想とされています。
糸が長すぎると、絡まりやすくなるため注意が必要です。

しかし、この50センチという長さには理由があります。
長すぎると糸のよれでもつれたり、途中にコブができたりと、かえってイライラが増えてしまうこともあります。
短すぎると頻繁に糸を足さなければならず、それが作業の効率を下げる可能性があります。
そのため、糸の長さは作業効率と糸の管理のバランスを考慮して決定されるべきです。

2.糸をのばす
糸にクセがついていると、絡まりの原因になります。
糸を切った後には、両手でしっかりと糸をのばしましょう。

この糸をのばす行為は、糸が絡まる原因となるクセを取り除くために非常に重要です。
糸を切った後に両手で糸を持ち、指で数回はじくとうねりが取れるのでぜひ試してみてください。
このようにして糸を整えることで、スムーズな手縫い作業が可能になります。

3.仮止めは必須
手縫い前には、しつけ糸やまち針でワッペンを仮止めすることが重要です。
これにより、最後までずれることなく美しい仕上がりが得られます。

仮止めの方法にも工夫が求められます。
例えば、しつけ糸を使用する場合、糸の色をワッペンの色に近づけることで、仮止めの痕跡を目立たなくできます。

 

□刺繍ワッペンを異なるアイテムに付ける注意点は?

1.素材を確認しましょう

既製品にワッペンを付ける際は、品質表示タグをよく確認してください。
特にナイロンやポリエステル素材は、アイロンの温度設定に注意が必要です。
ナイロン・ポリエステル素材につけるときは、高温でアイロンをかけると繊維が溶けて表面がテカテカになってしまう心配があります。

品質表示タグには、そのアイテムがどのような素材で作られているのか、また、どのようなお手入れが推奨されているのかが記載されています。
この情報を元に、ワッペンの取り付け方法を選ぶことで、長持ちするアイテムを作れます。

2.ニット素材への対応

ニット素材は、手縫いが推奨されます。
これは、ニットが伸縮性を持っているため、アイロンだと密着しきれないからです。
そのため、ニットにワッペンを取り付ける場合は、特に丁寧な手縫いが求められます。

3.水泳帽への対応

水泳帽にワッペンを付ける場合は、手縫いが唯一の方法です。
伸縮性があるため、縮んだ状態で縫い付けると突っ張ってしまう可能性があります。

しかし、水泳帽は水に濡れることが前提のアイテムであり、そのために特別な素材が使用されています。
このような特殊な状況下でのワッペン取り付けは、通常の手縫い技術だけでは不十分であり、特に丁寧な作業が必要です。

例えば、水泳帽の素材に合わせた防水性のある糸を使用すること、縫い目をしっかりと密閉することなどが考慮されるべきポイントです。

 

□まとめ

刺繍ワッペンは、その美しさと多様性で多くの人々を魅了していますが、素材には常に注意する必要があります。
品質表示タグをよく確認しておしゃれに長く使えるよう心がけましょう。

基本的な付け方から、素材やアイテム別の注意点まで、この記事で学んだ知識とテクニックを活かして、自分だけの素敵な作品を作ってみてください。

 

 

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